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2006年8月27日 (日)

農家の娘さん、嫁さん

小さな矛盾シリーズ(1)

 岳父と10数年前に一緒に酒を飲んでいて、ちょっと面白いなあ、と思ったことが有る。話しの内容は、ステレオタイプでとても分かりやすい。そう言う行動型は自分も含めて多分世の中に蔓延しているのだろうと思う。

農家のおっさん連中は、自分の娘は農家の次、三男坊で大学出の都会に住むサラリーマンに嫁がせたい。

相手は出来れば同じ町出身で、出来れば安定した会社に勤めていて、出来れば直ぐ孫が出来て、出来れば頻繁に、せめて盆正月には遊びに来て、遊びに来たら農作業も手伝って貰いたい・・・欲深い。

農家の娘さんを貰えば、良いことが多い。季節の野菜が沢山送られてくる、果物が季節中何回も送られてくる、祭りや各種行事の菓子や餅がドッサリ送られてくる、米も年に数回送られてくる。米を除けば、新鮮な内に食べきれる量では無いので、近隣にお裾分けする。お裾分け出来ない物が、跡継ぎの長男から1,2年に一回送られてくる、老夫婦、暇だから長期間滞在する・・・農家の娘さんを貰った人の隣に住めばよい。

農家のおっさん連中は、息子には農業高校を出て、直ぐ跡を継いで貰いたい、そして早く結婚して貰いたい。出来れば嫁さんは近隣の町から、美人で気だてが良くて、働き者で、料理が上手くて、農作業も積極的にやって、直ぐ孫が生まれて・・・欲深い。

農業は、自然相手で人間関係などのストレスがない、良い農作物が出来たときの収穫の喜びは大きい、人々に生きる基本である食料を供給する立派な仕事だ・・・自分の娘には勧めない。

願望は勝手なものだから、それはそれで良いが、そんなこんなで、未だに農家は嫁さん不足。

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