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2006年8月21日 (月)

松陵健児

友達に昔の歌を良く覚えている人がいる。凄いものだと思う。アニメの歌、流行歌、出身校の校歌も悉く覚えていた。彼はその他は自分なりに考えれば、自分とそんなに違っているとも思えない。彼にしてみれば慣れ親しんだ歌の歌詞を全く覚えていない自分みたいな人が居るのは、逆に不思議なことかも知れない。

自分が卒業した高校の校歌か応援歌に(どちらかハッキリしない所が、彼なりに考えれば、全く以て怪しい)松陵健児と言う詞が有った。この健児という詞には、何か引っ掛かりがあり、未だにその部分の旋律も覚えている。他はもう殆ど覚えていない。当時もうこの詞は、些か不穏当で有ったと思う。もう男女共学だったのだから、少し女生徒にも配慮して歌詞を少し変えれば良かったような気がする。戦前は旧制中学で男子だけであったから、中身はともかく辞書風に言えば、血気盛んな男子と言うぐらいの意味で使っていたのだろうから良いけれども。

自分は、健児に今も当時も、女性を含むには無理が有る様に思うが、もしかしたら今は男女を含む事として居るのかも知れない。

当時は未だ看護師、保育士などと言う言葉は無かったし、言い換えようという意識も余りなかったと思う。自分はそれ程敏感では無かったが、そう言う或る意味怠慢な事に、若しくは配慮の無さに敏感な人も居たと思う。数少ない女生徒が自分たちの教室の廊下を歩いて居るとき、『健児、何処へ行く』と声を掛けた同級生が居た。自分はその時、女生徒が早足で通過するのを見て、みんなと一緒にからかいの気持ちが有ったとは思うが、声を掛けた人の様な意識は無かった。彼は風変わりな人であったけれども、平等とか、配慮とかには敏感だったと思う。その反転で、ああ言う事を言ったのだろう。まあ当時の言葉で言えば彼は進んでいた。

自分は自校の歌として、その歌を歌っていたと思うが、女生徒は、松陵健児の所に来たら、自分が通っている学校とは別の男子校の歌を歌っている気がしたかも知れない。

ちょっと古い気がするが、何処かの大学で、~女子大と言う名称を変えないで、男子学生を募集すると言うニュースを見たが、これも何か変だと思う。高邁な理由は沢山付けられるけれども、男子大といのは無くて、女子大というのがあるのだから、男子学生を受け入れるなら、せめて女子大と言う名前は変えた方が、自分は良いと思う。ちなみに自分が受験生だったら、四年後に貰う卒業証書に~女子大と書いてある大学を受験する勇気は湧かない。就職のための履歴書に~女子大卒業・・・松陵健児を歌った女生徒もこんな感じだったかなあ。

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