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2006年10月17日 (火)

月下美人

月下美人が咲いた。月下美人が5~6年ぶりで咲いた。その間粟粒の様な花芽は何回も出たけれど、いつも途中で萎びてしまう。東向きで必ずしも良い環境ではないが、越してきて直ぐは咲いたのだから、いつも自分なりに手入れをしていたのに、残念ながら咲かなかった。

今回は違っていた。小さな花芽は暫くの間は大きな変化は無かった。少し経って何か少し大きくなっているように見えた。そして力が付いて、ぐんぐん大きくなり、気付いたら3センチほどに成っていた。もう大丈夫。ドンドン成長して10センチになり、20センチになり、花びらの部分が忽ち膨らんでそして咲いた。たった一輪だけれど喜びの一輪。咲いたのは7時頃。夜中中あの目眩のするような良い香を発散した。朝には萎んでいた。咲くまで毎日心がときめいた。咲いて嬉しかった。咲いて1つだけ困ったことが有った。それは主に世話をしていた家人があの香で花粉症と同じ症状を呈したことだ。自分は花粉症ではないけれど。月下美人の鼻の香にアレルギー。別の部屋に移した。症状が少し軽くなった。翌日花は萎れた。鼻は直った。

この月下美人は昔住んでいたところの隣人から貰った数枚の葉が大きくなった物である。見ると隣人を思い出す。

隣人は南向きの大きな庭の有るお宅に住んでいた。花の手入れが上手かった。隣人は沢山花の咲く月下美人を持っていた。花が咲く前にその一鉢を何度か貸してくれた。大きな鉢を持って訪ねてきて貸してくれた。夜に大輪の花が幾つも咲いた。今考えるととても不思議に思うが、どうして何輪も同じ晩に咲くのだろうか。

その隣人のご主人は数年前に無くなった。奥さんは一人暮らしである。月下美人が咲いて眺めているかも知れない。

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