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2006年10月14日 (土)

サンシュユの実

近くの公園でそこを囲む様にサンシュユの木が生えている。全部で20本位はあるだろうか。日当たりの良くない場所は、春の花が地味で、実もポツリポツリと生り、落葉して初めて実に気付く程度である。風情があるが寂しい。

お手洗いの近くのサンシュユは、日当たりが良い明るいところに生えている。45本路沿いに並んで生えている。少し前に様子を見に行った。今年は駄目だ。良く目を凝らして、色付き始めた実が、こちらに23個あちらに23個と全く寂しいものだ。

去年はそれまでになく大量の実が生った。4月に咲いた黄色の花全てに実が生った、そんな感じであった。2回も3回も採ってそれでも全く減った気がしなかった。そのうち1回は年配の友達を誘って採りに行った。

サンシュユは漢方薬として種々の薬効がうたわれている。それを果実酒にすれば、楽しみながら薬効を得られるというわけだ。二人は初冬の木漏れ日の中手を伸ばして実を摘んだ。手がだるくなるので時々彼は近くのベンチに座ってタバコを吸った。自分は黙ったまま実を摘んだ。二人はダラダラと小一時間実を採った。小さなレジ袋がズッシリとしてきた。

二人とも一回分の果実酒にはもう十分なほど採ったので止めた。彼は車で来ていた。近くのファミレスでお茶を飲んだ。二人とも不器用な感じで余り話をしなかった。今度釣りに行こうと言うことで別れた。

年末にも散歩で傍を通り見た。赤い実が少し皺になって乾燥し始めていた。採ったときと同じように未だ沢山生っていた。年が明け暫くして初雪が降った。赤い実に白い雪が被って綺麗だった。雪が解けてから見に行ったら、全て落果していた。散歩していても寂しい景色になった。

もう少しで採集の時季が来るが、今年は多分採らないだろう。

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