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2006年11月29日 (水)

闇夜に烏

昨日の夜、烏が鳴いていた。

自分の田舎では、日中でも烏がしきりに鳴いていると、不吉だと言って嫌っていたようだ。親類に何か不幸が有ったのでは無かろうか、今日は烏泣きが悪いから、外に遊びに行っては良くないよ、みたいな話が有ったように記憶している。

自分が小学校の低学年ぐらいの時に年老いた祖父母から数回聞いたきりで、祖父母の作り話で有るかも知れない。そうすればそれはそれで、別の意味面白いのだが。シンデレラの話のように或る程度広い地域に流布しているのであれば、そんな話を色々集めて研究している本が有れば読みたいものだ。逆の様だけれど『難波の葦は伊勢の浜荻』も視点が違うだけで同じもののように思う、自分でも訳がよく分からなくなってきた。

ともかく昨日の夜、烏がしきりに鳴いていた。何かしら会議をしている風だった。特段重要な話ではなく、多分誰かが久しぶりに可成りの量の食べ物を見つけて食べていたのだが、それに感づいた別の烏が集まってきて食べ、最初の内はたっぷりあるものだから和気藹々と井戸端会議をしながら食事を楽しんでいたのに、烏が集まりすぎて、今度は喧嘩になって、食事そっちのけに場所取り合戦を繰り広げてしまった、と言うようなものだったかも知れない。

良く保護色だの適者生存だのと言っているが、烏が黒いのは何なのだろうか、誰か知って居る人がいたら教えて下さい。闇夜に烏は保護色の話じゃないよね。

烏にしろ鵜にしろ、黒くなければあんなに嫌われなかったろうに。今と同じ習性で、熱帯のインコのように綺麗な色だったら、どうなっていたのかなあ。それはそれで嫌われ色の一種になっていたのか。

「かれ朶に烏のとまりけり秋の暮」 芭蕉

そんな季節になりました。

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