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2006年12月24日 (日)

山葵の食べ方

丁度去年の今頃、年配の友人と奥多摩に行った。多摩川が淀んで湖の様になっている所で釣りをしようとの予定だった。昼頃出ていって途中少し道草を食って現地に着いた。午後から風が強くなった。それと共に厚い雲に覆われた。山間の道は早く暗くなり寒かった。

駅前の店で餌を買った。その店には地元の産物も並んでいた。自分は一言も言わずに側で黙ってみていた。友人は餌を買ってから、世間話をした。棚に並んでいるものを見ている内に、山葵を見つけてそれを買った。葉山葵である。小さな束である。彼は数把買った。店にある全部である。薄暗くなりかけた店の前で店の小母ちゃんが縷々食べ方を友人に説明していた。こんな野菜を買う人はどんな人が多いかは、知らないけれど、詳しい人と珍しいからと言う人がいて、親切に説明してくれたのだろう。

予定していた釣り場の方には向かわなかった。彼は黙って運転して奥多摩湖の上流部に出た。道路際に幾つか温泉の看板が有った。もう外は真っ暗になっていた。自分が別の友人から聞いた温泉の話をすると、「温泉に行こう」と言うことになって。下に向かい看板の案内でその温泉に着いた。

ゆっくり温泉に入った。自分はその年の垢が流された気がした。長い間入って上がってゆくと彼は暫く前に上がった感じで休んでいた。月も星もない真っ暗な空の下家路に就いた。彼は自宅の近くまで送ってくれた。別れ際に自分に葉山葵を1把くれた。

後で調べたら山葵は学名Wasabia japonica (ワサビア・ジャポニカ、アブラナ科)であった。日本が原産地。

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