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2006年12月30日 (土)

イワシの食べ方

大分前に友達と示し合わせて花鯛を釣りに行った。未だ暗い時に船は釣り場を目指して港から出ていった。30分ぐらい走ると東の空から朝日が出て来た。左前方に綺麗な空と朝日。船は時々波とぶつかって大きく揺れた。寒い日だった。日が当たって少し温かさが感じられた。気持ちが良かった。もう30分ぐらい走って釣り場に着いた。

ちょっと期待で嬉しい時間。準備をして釣り開始。暫くして何カ所かで花鯛が上がり始めた。あちらこちらで低い歓声が上がる。二人には未だ釣れない。あちらこちらで盛んに釣れる。二人には当たりも来ない。二人で顔を見合わせるが魚が避けているようだ。どうしちゃったんだろう。真鯛を釣っている人も居る。続けて大きな花鯛を釣っている人も居る。船頭が言うようにやってみるが釣れない。

やっと釣れた。小さい。みんなの花鯛に比べると、スッゴク小さい。尾頭付きで汁椀に入れたら丁度良い、全く情けない。それでも期待を込めて釣っていると当たりが、期待を込めて合わせて上げると、期待を裏切りやっぱりスッゴク小さい、どうなっているんだ?

船の後ろの方では大きな花鯛、真鯛が次々に釣れる。こっちの方には釣れない。焦る、やがて戦意喪失。自分達の針を鯛は避けて通っている。なんてこった。

魔の時間は過ぎ去った。沖上がりの時間となった。意気消沈した二人とニコニコ顔の他の人達を乗せて船は港へ向かう。暖かい陽光は気持ちがよい。景色も良い。鯛は駄目だったけれど。

船宿へ案内されて軽い昼食。美味しい。船宿の奥さんが作ってくれた昼食は美味しかった。打ち解けて釣り人が船頭と話しをする。楽しい時間。暫くして三々五々帰り始めた。帰り際に一人一個のお土産。平べったい発泡スチロールの箱。何だ。イワシだ。大羽イワシの丸干しだ。イワシ?花鯛釣りのはずだったのに。俺の花鯛は何処へ行った?

悔しかったけれど、その晩そのイワシを焼いて食べた。スッゴク美味しい。今まで食べたイワシの中で一番美味しかった。それからイワシの丸干しが好きになった。九十九里のイワシの丸干しは美味しい。保存が利くので有り難い。

それから何回もその船宿から花鯛釣りに出た。その度にイワシの丸干しの土産を貰った。美味しい。お酒も美味しい。ご飯が進む。話も弾む。

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