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2007年1月29日 (月)

尋ねられて

昨日高幡不動で行われたダルマ市を見物に出掛けてきた。

立川駅の南口に出て歩道橋の上を歩いていると、年配の男性から呼び止められた。モノレールの駅を尋ねられた。余りに直ぐ近くだったので一瞬、意味が分からなかった。駅舎を指してそこですよ、と言ったが、未だ合点がいっている風ではない。どちらへが周りの声でどちらからに聞こえたらしく福生の方から、と言ったらしいのだが、こちらは福生の方へ、と言われた気がして、又ちょっと唸って、モノレールでは福生には行けないと思います、と付け加えた。まるで蒟蒻問答もどき。2人で少し困っていると、男性が、行き先を聞かれたのだろうと思い返したらしく、高幡不動へと言い直した。ああそうですか。じゃ自分達もそちらに行きますから、ご一緒にどうぞ。ああ済みません、有難うございます、御利益が有った、とニコニコ顔。高幡不動へ行く前から御利益が有った、と言う意味の様だ。

自分は少し前を家内が年配の夫婦となにやら話ながら、人が多いですねえ、立川も大分感じが変わりました、最近はみたいな。4人でモノレールの立川南駅に入って自分達が先ず切符を買った。少し離れて案内版を見ているので、顔と手と声で呼んだら側に来た。1250円ですよ。投入口に硬貨を入れて貰って、こちらが2人分のボタンを押して、彼に250円の所を押して貰った。買い方も解らんで助かりました。普段は車で移動する人なのかも知れない。ゼウスとか水戸黄門と言うことは無いだろうと思う。

4人でホームに上がっていって電車が来るのを待った。比較的混んでいたけれど、各車両前後部の優先席に彼らは座ることが出来た。自分達はドアの側に立って外を見ていた。奥多摩の山がボンヤリ見える程度で、富士山は見えなかった。多摩川を過ぎて、少し行くと又川が有る。小さい声で何かなあ、と言ったら、隣に立っていた年配の男性が浅川ですよ。ああそうですか。少し下ると多摩川に合流します。言葉はこれだけだったが、3人でニコニコしてしまった。

高幡不動に着いて、声を掛け4人で電車を降りた。一応改札を出てこっちですよ、と言ってから別れようと思っていたら、駅の案内に従って、戻りの切符を買っていた。良い人達だ。コンコースまで出て来てから、こちらですよ、じゃ我々は先に行きますからここで。ああ待たせてしまいましたか、済みませんでした、有難うございましたと、2人でお辞儀をしていた。

参道は混んでいた。本堂の手前で振り返ると、先ほどの男性の帽子がちょこっと見えた。さっき別れたばっかりだのに、ちょっと安心した。本堂で賽銭を上げて自分の願いをした。ついでに老夫婦が健康でこれからも永らく2人一緒に出掛けられますようにお願いをした。ついでに飢えで亡くなる子供が減りますようにお願いした。100円でお願いのしすぎの様な気もするけれど。

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