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2007年1月11日 (木)

駅伝競走

小学校の6年の時に駅伝競走をした。

何故駅伝競走をする事に成ったかは、残念ながら覚えていない。当時仲の良い仲間達が話し合って、集落対抗でやることに成った。参加チームは多分4つ。季節は秋口。土曜日の午後だった気もするが、日曜日の午前だった気もする。

当時校庭には子供達がたくさん居た。勝手に遊んでいた。夕方になると、三々五々帰宅した。たまたま残っていると、家へ帰れ、と言うことで校庭から追い出された。勿論そんな遅くまで遊んでいるのは近所の子供たちばかりだったけれど。

校庭と外を分ける柵は無かった。門扉もなかった。校庭の道路側は低い土塁に成っていた。校庭側にはプラタナスの木が並んで植えられていた。良く剪定されていた。

駅伝競走は小学校でいつも駆け足の出発点に成るところから出発した。到着は北側の校門とした。45区間が有った。全長で78キロ位。学校を出て2300メートルは往復とも同じで、周回コースだった。

みんなが揃った。スタートの前に第二走者以降は中継点へ自転車で向かった。二人乗りも平気。最終の人は逆回りで中継点に歩いて行った。第一走者は、第二走者にタスキを渡したら、自転車に分乗して、校庭に帰る事にした。細かいことは決めなかったけれど、全然問題は発生しなかった。

最初学校からバトンを借りようという決めにしたが、駅伝だからタスキでやりたいというものが有りタスキにした。と言っても実際は無かったので、各自持っているハチマキをつなぎ合わせてタスキにした。

自分は最終中継地点に向かった。最終走者は全員中継地点で待った。うろついたり準備運動をしたりしながら待っていた。待っても、待っても前の走者が来ない気がした。漸く来た。「おーい」「早く」「ガンバレ」「こっちだあ」とか勝手に大声を上げて励ました。

走者の横には自転車で順番が終わったものが伴走していた。「ガンバレ」「腕を振って」「腹式呼吸」「もっと早く」などと良いながら到着まで励ました。自分も伴走者に励まされて、必死で走った。

順番は全く覚えていない。全員疲労困憊していた。土手の日陰に延びて相当長い間横になっていた。自分は走り終わってから目の前が暗くなりふらついて土手にへたり込んで、水を飲んでから、土手の日陰に暫く延びていた。早く走り終えて自転車の後ろに乗って帰った連中は比較的元気だった。

暫く休んでから別れの言葉を言って各自帰宅した。

自分は長い間この駅伝競走の事を忘れていた。参加者の二人は覚えているが、後は誰が参加したかも覚えていない。長い年月が経った。もうこの事を語り合うことは無い予感。でも誰かが、自分の様に一人で長い間忘れていたことを、何かの契機で思い出しているかも知れない。

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