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2007年2月19日 (月)

マグロの頭の食べ方

友人がマグロの頭を焼いて食べた。数年前のことだ。そのために七輪を新調した。庭で焼いた。煙が濛々と無茶苦茶に出てとても台所で焼けるものでは無いらしい。サンマだったら裏表1回引っ繰り返すだけでよいが、金網に下駄を履かせて、カンカンと炭を熾し火を通しながら何回も引っ繰り返さないと食べられる様に焼けない。想像より時間が掛かった。準備の段階から楽しんだ。焼いて食べて愉快だったとの事。マグロの頭は自分で調理をすると、大きさと言い重さと言い、日常性を越える、と言っていた。目玉の後ろ側にはコラーゲンがたっぷり、その後ろに肉も沢山ある。食べた後は大きな骨がこれも又ドッサリ。

自分もそれ以来いつかはマグロの頭を焼いて食べたいものだと思っている。肉の付いているところが焼いて売っていることが有るが、未だ買ったことは無い。外房に行って、新鮮で安い頭を見つけたら、やってみたいと思っている。1つだと大きすぎるから半分売っていたら良いのだが。

大きな魚屋の店内を歩いていると、マグロの頭の他に何種類かの頭が売っている。タイ、ブリ、サケ、自分はよく買って食べる。美味しい。安い。塩焼き、甘辛く煮付け、汁のだし。タコの頭も売っている。実際は頭では無いか。

マグロブームで刺身ばかりではなく、無駄なく他の部位も食べるようになって、頭にも及んだと言う事なのだろう。自分としては本来の姿に近づいて来ている気がする。

自分で獲って食べると無駄にしたく無いのは自然の流れだ。自分で野菜を採ると大きさの不揃い、曲がりとかは全く気にならない。食べられる所は全て食べる。最初に密植する蔬菜は間引きながら食べる。果実型の野菜が大量に出来たときは、加工して保存するのも自然の流れだ。

テレビを見ていると、~~牛とか~~豚とか言う話しが多い。牛なら最高の肉をすき焼きや網焼きで食べれば勿論美味しい。自分には余り機会は無いけれど。まあ美味しさの想像は付く。その内マグロブームと同じように~~牛の頭も食べるようになるのだろう。首には適当に脂の入った肉が多いだろうし、目玉やその周りにはコラーゲンが多いだろう。脳みそはプリオンが入っていないのを確認した方がよいけれど、魚の白子のようにまろやかな味がするだろう。只焼くには、相当大仕掛けが必要だ。大きさもさることながら角だって生えているのだ。

昔何回もブレンマサラを食べた。自分は美味しいと思って食べた。これは牛では無く羊だけれど、同じ偶蹄類で食べ物も似ているから牛のそれだって美味しい気がする。本来肉を食べない牛や豚や羊にそれらの雑部位を原料に使った飼料を与えることには反対だ。ムスリムをだまし討ちして豚肉を食べさせるようなものだ。

牛や豚、羊を殺して食べるなら、なるべく無駄のない様にして食べたいものだ。実際今牛の頭はどう処理されているのだろうか。誰か知っていたら教えて下さい。

大饗宴に参加したことも無いし、その立場でも無いから、羊の丸焼きが出て、主賓であるから目玉をどうぞと言われた事は幸いにも(不幸にも?)無いけれど、その場になったら、向こうの礼儀に則って断らないで、勧められるままに遠慮無く飛びかかって、1個ムシャムシャ食って、1個は現役を引退した風の長老に差し上げて見たかった。

その内牛や豚のもしかしたら羊の頭の丸焼きを食べるテレビの番組が氾濫するだろう。そんなことは無いか。「良識有る」視聴者の声は大切ですものね。霜降り肉をすき焼きで食べるのは上品でもその牛の頭を丸焼きにして食べるのは残酷なんですよね。

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