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2007年4月27日 (金)

エキクロドドキシン

自分は釣りが好きだ。暇そうな友達に電話をして、グダグダ話をしてから、「そう言えば、最近~~が釣れているらしい」とか「~~の堤防で釣ったときは、面白かったね」みたいな搦め手から話題をして、先方が乗り気になったら、暇つぶしの釣りに誘う。

こっちは、友達に電話して何気なく話題が釣りに向かってしまった、と言う格好だが、先方は先刻承知、自分からの電話を確認してから、頭の中は今度の休みは特に約束は無かったっけ。お互い何も言わないけれど。

車で拾って貰い、いざ出発。車の中では話題で盛り上がるときも有るけれど、大抵は殆ど黙り。友達は道路を見ている、自分は景色を見ている事が多い。予定地の近くに行ったら適当に人がいるところで釣り開始。岸壁や岩場で、波を見ながらの釣りは仙人遊び。

冬の岸壁は特に良い。風が無くて日当たりが良ければ、転た寝にもってこいだ。体全体に日の温もりを感じながら少し暖かいコンクリートに寄りかかって釣り。適度に釣れて忙しいのも良いけれど、軽い食事の後に、全く反応がなく、糸を垂れながら、ボンヤリしている内に転た寝するのは気持ちよい。何であんなに気持ちが良いのだろう。太古の記憶が蘇るのだろうか。家でガラス越しに差す日を浴びての転た寝とは格段の差だ。首筋辺りがちょっぴり寒いのが良いのかも知れない。全くこのまま、ここに居たい、このまま泊まってしまいたい、と言う願望に駆られる。

暫くして時合いが来て、まあまあ釣れる。これはこれで楽しい。釣った魚は余程小さく放流以外は全て、食べるのが原則。クサフグも大きいのは、釣り人必携、持参のエキクロドドキシンで、フグ毒のテトラドドキシンを測る。命に別状無し、と出れば喜んで持ち帰る。要注意となれば、友達が持ち帰る。危険と出れば、放流。今まで自分も死んだことが無いけれど、友達も死んだことが無い。エキクロドドキシンの判定は概ね正しいようだ。ひっそりとしか買えないけれど、良い試験紙だ、安心してクサフグが食べられる。

サイコロドドキシンと言う人の心の試験紙は無いが、何かちょっとした事で分かることが多い。しのぶれど色に出でにけり、これは別の話か。

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