駅前の吸い殻入れ
その駅の南口は、時々利用している。乗降客は比較的少ない。南口はロータリーになっている、ロータリーに吸い殻入れは無かった。歩行者通路の東側に小さな丸い池が在り、その縁に座る事が出来る。自分が通るときは大抵4~5人座っており、その内半分ぐらいはタバコを吸っていた。携帯灰皿を持っている人も多いが、その丸い縁の周りには踏みつけられた吸い殻が散乱していた。駅に入る前に歩きながら吸ってきたタバコを靴でもみ消して、駅のコンコース入ってゆく人もいる。
この間、休みが終わって久しぶりにその駅の南口を通ったら、歩行者通路の端に大きな吸い殻入れが二個並んで設置されていた。吸い殻入れの無い駅近辺ではタバコを吸わないで下さい、と言う呪文があったのだろうけれど、呪文の効果が無い人が多く、街が吸い殻で汚れるので、せめて吸い殻は吸い殻入れに入れてください、と言うお願いになったのだろう。路上の吸い殻が減るのか、それとも増えるのか。その吸い殻入れは苦渋の決断だったのだろう。
立川の駅前にはコンコースの後に、吸い殻入れが有った。撤去されて今はない。北口には花壇が沢山あり、その縁に腰を掛けることが出来る。その周りには吸い殻が散乱している。立川駅前の吸い殻入れは復活するのだろうか、それとも無いこのままの状態が続くのだろうか。
吸い殻入れが無ければ、タバコを吸う人は少ないだろうけれど、路上は吸い殻が散乱する。有れば路上の散乱は減るような気がするが、タバコを吸いながら歩く人や、縁に腰掛けて吸う人は、多分増えるだろう。
雨上がりの水たまりには吸い殻がたくさん捨てられている。悪いものを見たような気分になる。タバコは人生の小さな楽しみの1つだろうから、1人で部屋に居るとき、存分に楽しめば良いと思う。人混みで他人に危害を及ぼす危険性を犯してまで吸うものではない。
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