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2007年6月24日 (日)

池袋某公園

野暮用有り、池袋に行った。久しぶりである。ある時期名画座に通っていたので、馴染みの場所である。いつ行っても人が沢山居る。自分の様な者には、目眩がするような人、人である。ちょっと時間に余裕があったので、街をふらついた。何となく歩いて行くと、公園入り口という看板を見つけた。タラタラ歩いて公園に入る。

将棋をしている人達が数組あった。ギャラリーが何人か周りで見ている。暫く見ていたが賭をしている感じはない。プラスティックのコンテナーを使っていた。何処かに仕舞って共通の財産として適当に使って居るのかも知れない。将棋をしている人達は年配の人ばかりであった。

自分の居場所をそこに見つけているのだろう。自分があの年配に成ったら何をしているのか。自分は公園には居ないと思う。人見知りをするし、将棋は子供の頃、やったことが有るので、駒の進み方は教えて貰ったけれど、好きには成れなかった。

会社員と思われる人も居た。通りすがりで一休みしているのだろう。その日は暑かったから、木陰で風の通る公園で暫しの休憩。仕事が思うように行けば、疲れ知らずなんだろう。少し休んで次の仕事。家庭では何にも言わないけれど、思うようには行かない。汗を拭いて、タバコを一服吸って、缶コーヒーを飲んで、次の仕事。自分はきっとあんな元気ないなあ、駄目だと思いながら、暫く見てしまった。

自分が居たのは夕方だった。夜になると又別の様相を呈するだろう。行き場の無い人達が寝場所を求めて蝟集するだろう。昼の人達とは違うけれど、自分の居場所を求めて来るのだから、或る意味似ている。自分は夕方通りすがりだと思っているけれど、他の人から見ればそれ程の違いは無いようにも思う。一時の居場所を求めてその公園に来た1人。

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