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2007年7月28日 (土)

スキップの女

何かあって落胆したときは、心のバランスを取るために意識的に、時によっては無意識に、何か動作をする事がある。悲しいときに、肩を落として歩いている人ばかりではない。笑みを感じる顔で歩いているからと言って、楽しいことが待っている人ばかりでは無い。

電話中に相手がガチャリと電話を切ると、大抵の人は全く同じにガチャリと切ったりはしない。見ても全く何も見えないのであるが、耳から受話器を離して顔の前に回して、暫く受話器を見る。これは或る種の補償行動だ。

私は誠意を尽くしてご説明申し上げているでしょう、結果は必ずしもあなたのご満足は得られなかったかも知れませんが、私は出来る最大限の事をしました。そもそもこの問題はあなたの無知と怠慢から発生したことで、本来当方には非は無いのに、波及効果を恐れて、義務を大きく越えて対処させていただいている云々と言えないので、先方は見えないのに、一呼吸置いて腹立ちを押さえて別の方に解放するために、時間稼ぎをしただけなのだ。その逆も有るだろうけれど。

勝手に電話を掛けてきて、脈がないと見るとガチャリと切る人もいる。まあそう言う所の物は買わないが1番。

いつも通り夕方駅から家に向かって歩いていた。仕事が終わって家族が待つ家に帰るところなのに、深刻な顔をしている人が多い。彼らに取ってはそれが普通の顔なのだろうけれど、いつからそうなってしまったのだろうか。もっと楽しそうに家路に向かえば良いと思う。楽しいことを考えれば、顔も少しは楽しくなることが多い。他人が見ているから遠慮しているのだろうけれど、仮面で歩くことは無い。満面の笑みで歩かなくて良いけれど、少しは明るい顔で歩いてくれ。

隣の奥さんが反対側の歩道を歩いていた。23回スキップをした。買い物の帰りの様だ。

数年前、家内とちょっと行き違いが有って、散歩に出たことが有った。彼女も間もなく買い物に出た。街を彷徨いていたら、家内がスーパーに行くのが望見出来た。別々の行動をしていて見ることは滅多にない。彼女はスキップをしていた。自分は内省するものがあった。

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