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2007年8月 1日 (水)

ヒョウタン巨峰

友達に自分より二回り年配の人が居る、自分が時々訪ねては雑談をしている。自分は彼の話を聞いていることが多い。説教臭い話は全くない。自慢げな話も一切しない。雑談をしては時々ガハガハと笑っている。お茶をご馳走になって、タバコを勧められて、お菓子を食べて2時間ほど時間を過ごす。

彼の友人とは殆ど会ったことは無いけれど、時々話題に出て来て、それぞれの人となりが想像される。近況が変化するとそれなりにお話が出て来て面白い。彼に友人が沢山いるのは、きっと『あんたなんか』という気持ちが全く無いからだと思う。

彼の友人に自分と彼の丁度真ん中ぐらいの人が居る。もうとっくに引退しているが、自分から見るとお金持ちである風。釣りをしている、家庭菜園をしていると言うことを聞いている。彼は楽しみでヒョウタンの栽培をしている。どうやら10坪ぐらいの広さに立派な棚を作ってダイビョウタンを作っているようだ。

二回りの人から1回だけ大きなヒョウタンを見せて貰ったことが有る。立派なダイビョウタンに素人っぽい俳画があり、良く読めなかったが一句認めてあった。それに艶消しのニスが塗ってあった。括れているところに組紐が巻かれており、床の間に飾ればそれなりにちょっと話の種にして、訪ねてきた人と歓談できそうだ。

彼は今まで小さいのも含めて数個貰ったらしい。それなりに装飾をしているとの事。二回りの人は、柔らかく、もう飾るところも無いから、と言って謝辞ししている風。もう来ない事を期待している。まあ来たら彼の優しさで、貰うと思うけれど。

この前彼に会った時、果物の話になった。あちらこちらに果物狩りにいった事を楽しそうに話した。石和で温泉に入った帰りに買ったブドウはとっても美味しかった。あの斜面一杯に広がるブドウ棚を見ると、ああ山梨に来たなあと思うとの事。ピレネーとか巨峰は本当に美味しい。もう年だから行く機会は無いだろうけれど。それから彼は急に我に返った風で、「ヒョウタンじゃなく、巨峰だったら良かったのに」。

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