« 地球温暖化 | トップページ | 仮病 »

2007年8月19日 (日)

歩行禁煙地帯

我が街は、近隣に先駆けて駅周辺を歩行禁煙地帯にした。数年前のことである。暫くの間は市役所から多数の人が出て啓蒙に当たった。揃いのビニールジャンパーを着て通勤の時間帯に人々に呼びかけた。

晴れがましいやら、情けないやら、複雑な心境の人が多いと思う。サイレントマジョリティは考えている。人混みでタバコを吸わないのは当たり前だ。だが駅でタバコが吸えないとなると、駅まで歩きながら吸ってゆく人が多いのも事実であるし、下車して直ぐ吸い始める人も多い。だからといって礼儀の問題を条例で縛るのはどうかと思う。にもかかわらず罰則が無いとなると実効は限定的な物だろう。しかし今の時世では仕方が無いか。

一時的に効果は出たが、暫くすると元の木阿弥。雨上がりの水たまりは吸い殻だらけ、排水口のグレーチングの回りは吸い殻だらけ、足でもみ消さないで火が点いたままのタバコをそのまま歩道に何食わぬ顔で捨てる人も多い。何を誤解したか携帯灰皿を持ってそれに灰を落としつつ胸を張ってタバコを吸いながら歩いている人も居る。水たまりの前の商店は困り果てて、丸い一斗缶を出した。すると今度はそれを目がけて吸ってくる人が出た。

定期的に市役所から朝の通勤時間帯にジャンパー、幟旗の人達が出て啓蒙する。すこしの間効果が有る、その間隔は段々短くなって行く、麻薬に慣れて効果か段々短時間になってゆくような物だ、最近は匙を投げたか、ジャンパー、幟旗の連中が出没しなくなった。

そうこうしている内に、暫くぶりで、ジャンパー、幟旗の連中が街に出没した。一緒にどこからともなくタバコ犬が現れた。道端に捨てられた火の点いたタバコを見つけると、ワンワン吠えて前足でバンバン叩いて消す。吸いながら歩いて居る人を見つけると、近くに駆け寄ってワンワン吠える。恐れをなして道端に捨てると、やはり前足でバンバン叩いて消す。動じないで吸いながら歩いて居る人を見つけると、走って追いかけて、そいつのケツを咬む奴、オシッコを引っかける奴、靴の上にウ○コをする奴。やんやの喝采、そんなことは無いよなあ。

|

« 地球温暖化 | トップページ | 仮病 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/119338/7597783

この記事へのトラックバック一覧です: 歩行禁煙地帯:

« 地球温暖化 | トップページ | 仮病 »