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2007年9月 8日 (土)

鹿戸

台風5号の時に、宮島に行った。勿論安芸の宮島、厳島神社。ワザワザ台風に向かって行かなくとも。予約していたところに台風が来たので有りまして、台風に向かっていったのではありません、念のため。時折強い雨が降って、合羽も傘も持っていたけれど、靴はグチャグチャに濡れた。

朝は高潮で場所によっては床に冠水したところも有ったらしい。到着した昼前には潮が引いた。回廊の下にチョコチョコ動くもの有り、蟹。何カ所かで立ち止まってじっくり見た。動くものを見ていると、心が刺激されて様々なことを思い出す。色んな事を思い出しながら、ゆっくり歩いた。

宮島には神鹿あり。潮の引いた海底を歩いたり、小川の中を歩いたり、勿論街の中を歩いたり。動物に近づかれるのは苦手だ。敬して近づかなかった。落語の鹿政談じゃないけれど、お互い間違いが有っても嫌だし、これは宮島ではなく奈良の話だったか。

大抵の動物、食べるのは平気だけれど、近づかれてジッと見られるのは苦手だ。犬でも猫でも鹿でも人間でも勿論ヘビでもゴキブリでも。

宮島の公衆トイレには鹿戸が付いている。その他鹿に用件がないところにも付いているらしいが、確認できなかった。鹿は体で押して戸を開けて入ることは出来るらしいが、引いて入ることは出来ないので、引いて入る鹿戸を付けておくと、鹿は入れない。人間のお手洗いに神鹿とは言えお互い顔を会わせるところではないから、良いことだ。いつの時代から有るかは不明だけれど、清盛の頃だって多分公衆トイレは有っただろうから、その内誰かが思い付いて取り付けたのだろう。神鹿は敬してもせめてお手洗いにいるときは気兼ねなく、先人の知恵。

島の中をグジョグジョの靴で歩き回りながら、シカトする、と言うのはこの言葉も関係有るかと思った。調べてみたら、特段関係は無く、「鹿(しか)の十(とお)」で、花札の十月の絵柄の鹿が横を向いているから → 無視すると俗に言っていたのが広まった、とネットの辞書に書いてあった。自分としてはちょっと不満が残るけれど。

ちなみに田舎に居るときは、シカトすると言う言葉は知らなかった。こちらに出て来てから知った、それも相当時間が経ってから。シカトされていたからかなあ。

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