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2007年9月21日 (金)

中古車

10年ほど前に中古車を買った。或る金曜日に指定の駐車場に納車された。土曜日に朝早く、駐車場に行ってみると、自分が買った軽自動車がそこに止まっていた。ずっと前から止まっていたように止まっていた。思わず笑みがこぼれた。自分の車が自分を待ってそこにいつも止まっている。ワクワクする感覚。

中学生の頃、自分の自転車を買って貰った時の感覚に似ている。自分だけの自転車。学校から帰るとその自転車に乗って村の中を探検して回った。木枯らしが吹いて、雪が降り始めると数ヶ月のお休み。ぼろ切れで丁寧に拭いて油を差すところにタップリ油を差して、小屋の片隅に大きな布きれを掛けて仕舞った。

早速家族で買い物に。免許を取ってからは相当年月経っているので、運転することに対しては大して感慨は無いけれど、自分だけがそのキーを持っていることは、何か嬉しい感じ。正確には家内もスペアキーを持っているが、免許が無いので、運転することは無い。買い物に行って、適当に戻ってきて車の中で待っているときに使う。冬は寒いだけだから、日当たりに止まっていれば車の中で待っていることも平気だけれど。夏は暑くて中に居られたものではないから、そう言うことは無い。

2年前にその中古車も騒音が激しく、クーラーも効かなくなって、その他もろもろガタが来て、新しい中古車にした。最後にディーラーに置いてきたときは、傷ついた友人を見舞って病院を出たときの感じ。物だけれど、ちょっと後ろ髪が引かれる気がした。走れるかどうかという点では未だ走れたわけだから。

今は新しい中古車に絶好調でお世話になっている。最初に自分が契約した駐車場に配車されて見たときの気持ちでいつも車に乗るようにしている。

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