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2007年9月25日 (火)

小事件連続

今日は朝から小事件が連続した。

朝の電車の中で、後ろの人が携帯電話でブツブツずっと話をしていた。ラジオを聞いているので、話の内容は分からないが、何となく違和感の有る話の様な気がしていた。降りるとき人に押されてその人が見えたが、携帯電話ではなく独り言だった。俺も時々、何かを思い出して、アッとか言うけれど。

帰りにバスに乗り込んだら、買い物鞄の様な大きさの鞄を4つ持ってポシェットを袈裟懸けにしているお婆さんがいた。何となく身なりが良くない。降りかけに手伝いましょうかと声を掛けた。少しだけ間を置いた。返答は無かったが、顔で明確に断られた。気になってバスを降りてから、暫くして振り向いたら自分と同じ方向に歩いて来ていたはずなのに、もう背を向けて反対側に歩いていた。母親を思い出した。

駅の改札を抜けてホームに向かっている時、その通路の真ん中辺りに突っ立っている高校生らしい3人組の男子。その脇を通り過ぎてホームに降りた。ベンチに座ってコンビニで買ってきたらしい弁当を食べている初老の人。その人の傍を通り過ぎるときジロッと見られたのが分かった。ホームを進んでいつもの場所に向かっていると、傘ゴルフの若い男性とその連れ、ナイスショット、今時傘ゴルフか。迂回して進んでゆくと、シャドーボウリングの40才ぐらいの女性、アッ、6710のスプリットかあ。いつもの場所から喫煙所が見える。若い数人の男女が朦々と煙を上げている、外は雨で空気が湿っていた。

電車に乗り込んだ。次の駅でも乗る人が多く混んだ。気付いたら携帯電話を使用中の人に囲まれた。石垣の六方積みのように固められた。回りの六人が全員携帯電話を見ながら何か真剣風に操作をしていた。丸腰の俺は落ち着かない。少しの間だけれど本を出して読もうとしたが、気が散って読めなかった。目の前で棚に鞄を載せている中年の男性、鞄の紐が何回も垂れて、坐っている初老の女性の目の前に落ちる、その度に上げるがまたすぐ落ちて垂れる。2人とも無言。

最寄りの駅に着いて、歩いてくると歩道から少し下がった商店の入り口近くに有る一段高くなっているところに身なりが良くない老女が座ってペットボトルのお茶を飲んでいた。その隣に若い男性が、やはり何か飲んでいた。

俺はそこで急に思い出したことが有り、歩道の屋根を支える柱に寄りかかってメモを取った。そして朝持って出た水筒を鞄から出して未だ冷たさの残るお茶を飲んだ。

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