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2007年9月 4日 (火)

香水とお握り

夕方の立川駅。北側へ流れる人南側に流れる人が、23列ずつ交互にコンコース一杯に広がっている。2人並んで歩いてきた若い女性とすれ違った。1人はお握りを食べていた。リスが両手でドングリを食べるように掴んで食べながら歩いてきた。高級そうな香水の匂いと海苔と昆布の佃煮の匂い。本人は慣れて違和感は無いのだろうけれど、かなり強烈な香水の匂い、それとお握りの匂い。

古代国家では香を焚き込めて、お握りを食っているのは居なかったろうし、そんな人とそうでない人が一堂に会する事って有りえんだろうなあ、革命の時以外は。

何か心の病が有るのか、街で長い間路上生活をしていて、全く気力を無くした或る人達は服が垢に染まって黒光りしている。そんな人とすれ違うと何とも言えない酸っぱいようなゴミが饐えた様な臭いがする。

古代国家でも落ち溢れちゃう人って居ただろうけれど、早い内から働きかけがあり、今ときっと様相は違っていただろう。決定的になった人とそうでない人は場所と時を共有しなかったに違いない。

自分は日中汗だくで働いている。時々自分の汗の臭いがする。夕方になって顔と手を洗って、作業着から普段着に着替えて駅に着き電車に乗る。傍に来た人はきっと汗臭さを感じているのだろう。

古代国家では殆どの人が汗だくで働いて、みんな同じ臭いだから特に臭ったと言うことはきっと無かったに違いない。今の人がタイムスリップしたら相当臭いだろう。向こうの人が。石鹸やら香水やら整髪料の匂い。

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