« 蚊帳の中 | トップページ | 伊勢の浜荻 »

2007年10月20日 (土)

ゼンマイ・カラザ

子供の頃季節になると、近くの野山にワラビやゼンマイを取りに行った。今はもう良く覚えていないが、ワラビとゼンマイは微妙に時期がずれていた気がする。勿論重なって採れる時期が長いのだけれど、最初ワラビが採れてそれからゼンマイが採れたように記憶する。逆だったかなあ。

自分の田舎では、もしかしたら自分の集落だけか、自分達の仲間内だけか、自分の家族だけかも知れないけれど、男ゼンマイは固いと言って食べなかった。食べたのは女ゼンマイだけである。長じて生のゼンマイを売っているところを見るようになって、男ゼンマイも混ざって売っていることに気付いて両方とも食べるところが有るのが分かった。きっと加工して売っているものは、全く区別が無いに違いない。

小さい頃誰かが多分母か姉が、卵のカラザは食べないから、と言って丁寧に取っていたのだろう。食べられないものだとは思わなかったが、食べないものだと思っていた。少年時代の何かの合宿で卵のカラザを取らないで調理している人が居て、うん?と思ったが、その人は全然平気そうだった。気にしないところも有るらしい。今でもカラザは取って食べるけれど、少年時代の頃の様に丁寧に取ることはない。

聞いた話だけれど、タコの足の先端は毒があって食べられない、と信じて食べない人が有るとの事。最初は笑ったけれど、自分にもそう言う事ってきっと有るに違いない。単にそれに対立することを眼前で行う人が出現しないで気付かないだけ。

|

« 蚊帳の中 | トップページ | 伊勢の浜荻 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゼンマイ・カラザ:

« 蚊帳の中 | トップページ | 伊勢の浜荻 »