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2007年11月 6日 (火)

マテバシイの食べ方(1)

街の中をブラブラ歩いているとマテバシイの並木は多い。自分が住んでいる近くにも一列100本位の並木が何カ所にも有る。小公園にも数本植わっているところが多い。

昔は実の量も多いしそのまま食べられるので救荒食として各地に植えられたらしい。今は常緑で剪定にも強く、その上成長が早く大気汚染にも強いから街の緑化に使われる様になったのだろう。

自分が生まれ育った田舎にはマテバシイは無かった。生育には寒すぎた。温暖化が進めばその内海岸線から育ち初めるかも知れないけれど。

図鑑でそのドングリが食べられる事は知っていた。ドングリの生る木は何種類も有ったが、食べられるものが無いのは、不平等な気がして何となく気分が良くなかった。

長じてこちらに出て来て公園でマテバシイらしい木を見つけたが、その時は実がなっていなくて取ることが出来なかった。その内暫く忘れていた。

ここ数年は、毎年この時期になると拾ってきて食べている。そのままでも十分食べられる。剥いて砂糖まぶしにすればそれはそれで美味しい。茹でて塩を振って食べても良い。沢山取ったら、十分乾燥させてカビが発生しないようにして保管している。休みで閑なときに食べる。何千年も前の気分が味わえる。

米が日本人の食生活に入り込む前は栗やドングリが可成りの比重を占めていたらしい。自由人も沢山拾って米の代わりに食べれば良いと思う。少なくとも買わなくて良いわけだから。小公園に行けば数キロ拾うのは訳はない。並木を巡るなど真面目にやれば、冬中の最低限の穀物は確保できる。売るなら銀杏の方が良いかも知れないが、あれは毒が有って大量には食べられないから自家用には向かない。大量に食って痙攣起こして、オッチンダリしちゃ洒落にならない。

「ホームレス毒を食べて孤独死」ぐらいの見出しが付けられそうだ。

朝は温かいご飯にみそ汁、漬物、納豆、それにアジかイワシの干物が有れば良いのだろうけれど、自由人としてはそんな贅沢はして居られない。マテバシイを食べて、一杯引っかけて。食べてしまえば、何だってそれなりに満足するものだ。昼は半カレー付きの蕎麦セットが良いが、持参の塩ゆでマテバシイと砂糖まぶしのマテバシイ。夜は焼き鳥で一杯の後トンカツが良いのだが、マテバシイ粥で軽く済ませたい。健康第一。

何か稼ぎが有ったときは、でもやっぱり温かいご飯だろうなあ。好きな鯖缶を開けて。

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