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2007年12月 9日 (日)

バナナの食べ方(2)

東南アジアに何回か出張した。調理用のバナナの空揚げを昼飯の代わりに食べた。香ばしい、甘みが有って美味しい。側に揚げパンのような物が有れば、それも買って食べた。後は水を飲んでいれば、それなりに過ごせる。

中央アジアのマーケットでバナナを買った。黄色の野菜果物は少ないし、その格好で遠くに有っても直ぐ見つけられる。無意識に探しているんじゃないかと思う。20本位の房で滞在中毎日食べた。

夏は暑いがあの寒い冬にバナナが生き残れるとは思えない。輸入品と思うがどこから来るかは分からなかった。南西アジアかから陸路で来るのかも知れない。今は国境が複雑になっているが、昔をもっと大雑把だっただろうから。流通経路がちゃんと有るのだろう。

バナナが生育する地域はそこらの空き地や庭先に株が幾らでも繁茂している。花が咲いているのもあれば、実が生っている物もある。熱帯なら年中収穫できる。まったく有り難い食べ物だ。そんな風景の側を通ると、どの株にどんな房が生っているか、ついつい見てしまう。

ずっと昔、友達と沖縄旅行をしたときに、島バナナを食べた、美味しかったけれど。輸入品の何倍も高かった。ちょっと不思議な感覚に囚われた。

昔、友達にバナナ1100円論を話したことが有る。バナナを栽培輸出している地域は、貧乏な地域である。輸入消費しているところは、金持ちの地域が多い。貧乏な地域からバナナの恩恵を長年に渡って受けているにも拘わらず、貧乏な地域の直接バナナを生産している農民(多分農業労働者)の生活はそんなに向上していないようだ。バナナを消費している豊かな地域が、1100円で買っている計算に成るような各種方策をして、バナナを生産している地域の人々の生活向上に資する。諸般の事情で不可能に近いと思うけれども、何かを突破口として、せめて子女の教育や、乳幼児の死亡率の低下、病気の人達の受診率の向上など、を目標に何か始めるべき時期では無いか、と言うものである。

同じ時代なのに地域が違うと格差が非常に大きい。

バナナが好きでよく食べるけれど、口には甘く美味しいけれど、心にはほろ苦く考えさせる食べ物である。

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