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2007年12月27日 (木)

夢だったら

夢なら醒めないでいて欲しい、と言う夢は少ない。段々年が行ってから、追い掛けられているとか、墜落している夢は以前ほど見なくなったが。それでも気忙しい日々が続くと半覚醒の自分が、珍しい夢を見ているじゃないかと、話し掛けて、折角懐かしく楽しんでいるのだから邪魔するななどと、自分同士が話し合って目が覚めかけてしまう事が有る。運良く醒めなければ、若いときによく見た夢を見ている自分と、それに話し掛けている自分の両方を楽しむことが出来る。

全体としては夢を見ることがグッと減ったと感じている。若いときは夢に熱中できたけれども、今は夢を見ても、ああ夢だなあと感じているもう一人の自分がいて、昔ほど夢を楽しめなくなった。

時々夢なら早く醒めてって言うことが多いが、夢じゃないので残念ながら醒めない。

中学生の時、裏山にある自分だけの秘密の芝生の上に寝ころんで、空を流れて行く雲を見ながら恋を夢想した。つい昨日の様にも思えるし、現実の様に遙か昔にも思える。

高校生の時、海岸の防風林の中に寝ころんで松林を下から見ながら、潮騒を聞いて、将来の夢を空想した。あんなにたくさんの事を空想したのに、今はあの景色や潮騒の音はハッキリ思い出すのに、空想した内容はトン思い出せない。

少年は老いやすい。中年も又老いやすい。

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