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2008年1月19日 (土)

納豆の食べ方

半年位前に鹿島灘に臨む海浜公園に遊びに行った。戻りに勝田駅の土産物売り場で藁苞に入った納豆を買うか買わないかで、暫く悩んだが結局買わなかった。自分にとっては量の割りには高価なこと、友達が1番美味しいのはスーパーで売っている安納豆だと言った言葉が耳の底で反響していたこと、それからもっと単純で強い理由は、私納豆嫌いなんです。納豆が好きで毎日食べると言うのは気が狂っているとしか思えない。勿論好きな人は毎日毎食2パックずつ食べた方がよいと思う。栄養有るし安いし、特段準備しなくても、開けて、同梱の調味料を入れてかき混ぜればもう“美味しく”食べられる。

実は納豆を食べる修行をしたことが有る。週末にスーパーへ行って、3個で百円のパックを2パック買って、その日を含めて毎日1パック夕食に食べていた。ご飯の上にかけて食べたり、掻き回さないで醤油を付けて、肴代わりに食べたり、トンブリや卵やとろろを混ぜたり、茹でたホウレンソウを細かく切ってそれに塗して食べたり。薬味に在り来りのネギや大根おろしを初め、唐辛子やその他色々試した。実験するのが好きな人は胡椒を掛けて食べてみてください。軽いカルチャーショックを味わえます。

週に1回は休肝日じゃないけれど、休納豆日でお休み。修行と言っても納豆は普通に食べられた。食べている間息をしなかった等と言うことはない。残念ながら好きには成れなかっただけです。今でも100円回転寿司に行けば必ず一皿軍艦の(軍艦も落ちた物だと思う、その内、本来の意味は失われるかも知れない)納豆を食べる。醤油はたっぷり付けるけれど、それ以外は普通だと思う。誰も修行の結果とは思わないだろう。

牛乳、卵、バナナ、納豆は色な意味で四天王だと思う。値段が安い、簡単に食べられる、栄養豊富、日本中何時でも何処でも簡単に手に入る、多分。貧乏人向けに絶好の食べ物だ、自分には絶好の食べ物だが、最後の一点は食べられるが、好きには成れなかった。

自分が生まれた田舎には挽き割り納豆という、粉砕された豆を使った納豆が有った。軍艦の納豆も挽き割りを使っているが、あれは納豆にしてから挽き割ったわけでは無かろうから、自分の田舎のメーカーの物を使っているかも知れない。

昔は納豆は自家製だったらしい。茹でた大豆を熱湯で殺菌した藁に包んで保温しておけば一日か二日で納豆に成ったらしい。子供の頃聞いた話なので、保温はどうしたかハッキリした記憶はないが、布団の様な物に包んで、経験知で囲炉裏から或る一定の距離に置いて熟成させたらしい。昔は豆も藁もふんだんに有ったから、時々作って食べていたのだろうと思う。雑菌が繁殖しやすいから夏は余り作らなかった様なことも言っていた気がする。

昔の人が特段賢いと言う事もないけれど、昔の人の生活の知恵は昭和40年以降急速に失われた。未だ漬物や干物、その戻し方、料理法はそれなりに知っている人が多いが、もう10年もすれば知っている人の数は激減するだろう。

昔JALの機内で配られたつまみにギョッとしたことが有る。乾燥?揚げ?納豆。思わず入っていた袋を見てしまった。納豆?出す場所違いません?間違って食っちゃったから飲み込んだ、と言う人も多いと思う。慣れない人にくさやの干物、ブルーチーズ、シュールストレンミング、タクアンの古漬け、こう言うのは不特定多数の人に出すもんじゃないような気がする。

当時未だ自分は納豆の修行をしていなかった。今は修行を終えて効果は期待した程ではなかったが、回転寿司で、納豆軍艦が食べられるようになった。

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