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2008年2月13日 (水)

柿の食べ方

それまでも何回も送られてきたが、3年前は田舎から柿が大量に送られてきた。聞いてきたので、渋抜きをしないで、と頼んでおいた。1回に4050個皮を剥いて干し柿にした。寒そうな日の前日に皮を剥いて、抜いたヘタの所にアルコールを付けて、乾し網に並べて屋上に乾した。露が当たらないように、夜には取り込んだ。数日すれば体積が三分の一ぐらいに成って、干し柿になった。直接手で触らないようにして、10個ずつぐらいタッパーに入れて冷蔵庫で保管。友達や近所に上げて好評を博した、お返しが何か来た。自分も相当食べた。

何かの時に柿を1020個と貰うときがある。そのまま食べることが多いが、種が少なければ、干し柿にする誘惑に駆られる。

昔子供の時、家に柿の木があった。沢山生った。渋を抜いて食べた。子供達は夜、皮を剥いて自分達で細く編んだ縄に結んで干し柿にした。軒下に乾した。田舎は黴びる心配がない。暫く放っておけば干し柿になる。それを保管して、時々おやつの時に食べた。お腹が空いているときには4つも5つも食べた。最初家の中に乾しておいて、表面がストーブの熱で直ぐ乾き、よい干し柿が出来たが、ちょっと忘れていると、熟してボトンと落ちることもあった。

柿を段ボールに並べてしまっておいて、熟して透けてきたら、順に食べた。多分手がベトベトになったのだろうけれど、そこいらにあった藁に拭いて平気だった気がする。柿は体が冷えると言うことで、熟した柿は一度に2個ぐらいしか食べなかった。

晩秋に山里を歩くと、柿が収穫されないままに景色となっていることが多い。風景としては好きだが、木の傍まで行って、地面に熟した柿がたくさん落ちているのを見るのは、好きではない。自分としては取って干し柿にしたい。

軽自動車に脚立を積んで回って、庭先の柿を取らせて貰って、半分ぐらいは、持ち主に、残りの半分が貰えたら、晩秋の週末は趣味と実益を兼ねて大活躍が出来るのだが。何百個、何千個は食べられないから、産直で売ったり、干し柿を産直に卸したりすれば、結構な小遣いに成りそう。折角生った物を落果させて、寂しく大地に返すことは無い。

夕方駅から歩いて帰宅途中、八百屋の前にはその季節、笊に入った柿が沢山並んでいる、結構な値段だ。山里の柿より大きく立派だけれども、山里の柿だって、少し手入れをすれば、十分美味しく食べられると思うがなあ、勿体ない。

佐渡に行ったら、季節外れだったけれど夕食のテーブルに柿が有った。冷凍柿、少し溶けるのを待って、スプーンで掬って食べた。初めて食べた、美味しかったけれどちょっともの悲しかった。出来るかどうかは知らないが、練りドリアンみたいに加工してくれたら、きっと土産に買って帰ると思う。

自分は柿が好きだから、季節の内に何回も買って食べる。田舎から送って貰えるときは、買うことは無かった。今はもう柿の送り主も亡くなってしまった。

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