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2008年3月24日 (月)

イチゴの食べ方

我が家に時々イチゴを呉れる人がある。季節の初めから季節の終わりまで、毎年何遍も貰う。有り難い。何時も美味しく頂いている。その年の最後の物はジャムにして保存している。次の季節まで時々出しては美味しく大事に食べている。自製のジャムを食べると、安ものを買って食う気がしなくなる、諸般の事情で高いものは買って食うことはない。

イチゴは痛みやすい食べ物だと思うが、遠いところから運ばれているものが多い。ご苦労様なことだ。

子供の頃、家では副業の1つにイチゴの栽培をしていた。勿論露地物。出荷は指物師に作ってもらった専用の通い箱。ワラビが伸びた葉っぱを敷いた。今考えるイチゴは栽培だから幾らでも作れるだろうけれど、ワラビは自然のものだから、限度が有ろうし、集めるのが大変な様な気もするが、記憶ではそれ以外のものを敷物にしたのを覚えていない。杉板で作った平たい箱にワラビの緑の葉っぱを敷いて真っ赤なイチゴを綺麗に並べて出荷した。見た目にも良く、味も良かったので、評判が良かったらしい。自分は未だ小さかったので手伝った記憶はない。

毎日じゃ無かったけれど、イチゴの季節になると、出荷しないイチゴをたくさん食べた。大きなボールに塩水で洗ったイチゴが沢山入っていた。子供達がその周りで夢中になって食べた。とても美味しかった。当時照明は今ほど明るくなかった。親たちは必死で働いて子供達を育てていたのだろうけれど、こっちは毎日食って寝て学校へ行って遊んで少しは家を手伝って元気に生きていただけ。

自分は子供の時に1人の人が一生涯に食べる量に近いイチゴを食べた気がしているので、今自宅で食べるときは1回に5個と決めている。後は家人に任せている。子供の時に一生涯に食べる分とはほど遠い位しか食べていないだろうから。

年末年始頃に友人から頂いて最初に食べるイチゴは輝くほどに美しく美味しい。まことに有り難い。それでも昔、初夏に薄暗い照明の下で食べた、親が作ったイチゴの幸せの味が1番だと内心思っている。

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