« 暦の上では | トップページ | 停電 »

2008年8月19日 (火)

場所取り

昼頃段ボールとブルーシートを持って会社を出る。サクラの木の下で同僚と持参の弁当を食いながら、夕方を待つ。サクラの木の下だから日は当たらない。冷たい風が吹くと寒い。夕方まで待つだけ。寝転んで本を読んでいると、背中に段ボールの暖かさを感じる。これで給料が、貰えるなんてサラリーマンって暢気な商売だと思った。雨がジャジャ降りだと中止。

21世紀になると、場所取りをするのは、サラリーマンばかりではなく、商店の人も工場の人も関係なくなり誰でも勝手に何処でも、何時でも取るように成った。特に多いのが爺婆含みの家族連れ、ヤンキーの混じった若者、分別盛りのオッサン連中、厚化粧しても追いつかないオバサン連中、幾らでも居る。

大抵は歩道や広場の適当なところにガムテープを貼って、場所を確保する。地面にダンボウールを置いて、その四周をガムテープで念入りに止める。芝生の上も、お手洗いの前もお構いなしに何処でも自分が好きなところに好きなだけ貼る。植え込みだって邪魔となれば地面で切られて段ボールの餌食になる。それは花火を見る場所だったり、祭りを見る場所だったり、各種イベントの場所だったり、兎も角何でもいい、人が集まる所なら、行って貼る。

中には1人で何カ所も貼って、夕方になるとそこら辺を彷徨いているグループに声を掛けて、場所を売る連中まで出没する。見回って客が帰ればそこを再確保して又売る剛の者まで現れる。斯くして花火はより一層熱が入り、祭りや花見は夜遅くまで盛り上がる。

終わった後は、誰も片付けない。空ビン、空き缶、弁当のからやら食べ残しやら、そこら中に満ち溢れる。哀れブルーシートと段ボールを貼られた芝生は蒸れて息絶える。歩道も広場も段ボールとブルーシートのパッチワーク状態。

色々啓蒙したが、事態の改善は全くない。

お巡りさんとイベント主催者、市の職員が1つのグループとなり集金して回っている。新財源アンド清掃代。何時の間に作ったんだろうという精密な場所取り地図。一等地は概ね\1000/m2。大抵のグループは1万円位徴収されている。抵抗するだけならまだしも暴行する連中も未だに散見される、直ぐに逮捕連行されている。

どっちが良いかは分からないが、時代は変わる。

|

« 暦の上では | トップページ | 停電 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/119338/23071469

この記事へのトラックバック一覧です: 場所取り:

« 暦の上では | トップページ | 停電 »