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2008年9月22日 (月)

歩道の縁に

2ヶ月ほど前に我が町で恒例の阿波踊りが有った。暑い日だった。金、土の二夜に渡って行われた。

始まる前に駅に降りた。駅前から踊り会場になる道路は通行止めである。発電機とセットになった照明があちらこちらに有って、街はとても明るい。裏通りからは鉦と太鼓の音が聞こえる。弾んだ雰囲気。暑い空気。焼きイカや焼き鳥、おでんの匂い。ビールを注ぐ音。人々の話し声、交通整理の笛。

ああ夏だ。

道路も歩道も未だ昼の熱気が籠もっている。歩道の縁に敷かれたシートの上に、子供達が座っている。子供達が焼きそばを食べている、たこ焼きを食べている。ジュースを飲んでいる。子供達は浴衣を着ている。子供達は甚平を着ている。そんな子供達のグループが沢山ある。俺たちもみんな昔は子供だったんだ。

家に帰ってシャワーを浴びて、浴衣を着て街に出た。久しぶりに下駄を履く。空いた歩道の縁に薄いレジャーシートを敷いて座る。焼きそばを食べる、たこ焼きを食べる、焼き鳥を食べる。自分はビールを飲む。阿波踊りが始まった。次々に連が通る。幸せな一時。もう一杯ビールを頼む。

ああ祭りだ、夏だ。

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