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2009年3月11日 (水)

公園のキジ、ウズラ

いつも散歩する公園の端に藪が広がっている。鬱蒼とした藪はそのままであるがその裾の草地は年に何回か草刈りをする。少し離れた所に歩道が有る。そこのベンチに坐って、刈ったばかりの草地を注意深く見ていると、時々キジやウズラが採餌しているのが見られる。昆虫や草の実を食べているようだ。

キジは繁殖の季節はオスメスが番で居ることが有る。絵のようだ。大抵オスは単独で、メスは23羽で、若しくは68羽の雛を連れている。

ウズラはオスメスがよく分からないが、数羽で居るのを見かけることが多い。雛を従えて行進しているのは、残念ながら見たことが無い。

藪の奥は道路に面している。最近道路の拡幅なのか何か施設を作るのか、かなり大きな面積を掘り返している。キジやウズラの生息地が無くなるのではないかと心配している。

キジは国鳥であるし、キジにまつわる色々な言い伝えや物語、諺が有り我々に馴染みの深い鳥だ。春先の繁殖期には頻繁に二声の鳴き声が聞こえて、姿が見えずとも居ることが確認できて季節の到来を知らせてくれる。

ずっと昔田舎に住んでいた頃、初夏、里山を歩いていると、67羽の雛を連れたメスのキジと時々出くわした。危害をくわえるつもりは無いが、走って近づくと、親鳥はちょっと遠くまで逃げて見えなくなるが、雛たちは、遠くまで逃げた様子は全くないのに、近辺に融け込んで隠れて全く見えなくなった。離れて暫く見ていると、親鳥がどこからともなく現れて、そこら辺の草地から沸くように雛が現れた。そして何事も無かったかのように、親鳥を先頭にして雛がチョコチョコと付いていった。

ウズラは小柄で地味であるが、鳴き声が『ご吉兆』で好まれた鳥だ。これらの鳥が繁殖地を失うのは残念な事だ。もしかしたら広い公園の事だから何処かに生き延びて、ベンチに坐って景色を見る我々の前に現れてくれるかも知れないが。

自分にとっては、各種スポーツ施設や駐車場等の構造物が出来るより、本来そこに有った自然がそのままで、野生の鳥や動物その他の生物が、そのままで居られることが望ましいのだが、多分駄目だろう。

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