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2009年4月24日 (金)

干鱈の食べ方

芭蕉の句に「躑躅生けてその陰に干鱈割く女」と言うのが有る。

自分が子供の頃、干鱈を塩抜きして甘辛く煮たおかずが時々出て来た。甘辛いので1回煮ると何回か食べられた。自分は好きだったから良かったけれど。

お八つが欲しくなって、戸棚に有る干鱈を引っ張り出し横槌で叩いて、適当に割いて、炙って食ったこともある。自分は美味しいと思って食べた。最近見なくなったが、半生のしょっぱい鱈のつまみも好きでフラフラ旅に出るときは、一袋鞄に入っていた。

芭蕉の頃も自分がガキの頃も、干鱈は、安い物で、貧乏人の食い物だった。今鱈は高級食材になってしまった。漁師が潤っているなら、まあ仕方ないけれど。自然現象で獲れない波に成っているのなら残念なことだ。資源が枯渇して無いというなら益々残念だ。又昔の様に豊富に出回らんかなあと思う。

その内、戸棚から干鱈を出して、横槌で叩く、適当に割いて、七輪の上の金網に乗せて炙る、近所の自分に負けず劣らず老人力の付いた友達と昔話をしながら、秋の夕方4時頃から茶碗酒をチビチビ遣れば、楽しいだろうなあ。

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