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2009年9月 9日 (水)

安楽座り

自分は時々ちょっとマイナーな路線を好んで旅行する。鉄道ファンとか鉄道マニアとは多分違う。駅舎には多少興味があるが、車輌そのものには、知識もないしトンと興味が湧かない。他人から見れば単なる時間と金の無駄遣い、物好きの類だろうと思う。

車窓から景色を見て、いい加減なところで降りて、そこら辺の在り来りの食堂に入って、A定食みたいな物を食べて、次の列車まで時間が有れば、辺りを見回して、森のある方向へ歩いて、運良く神社やお寺、若しくは小公園が有れば、そこで暫く時間を過ごす。事前に調べて資料館とか水族館の類若しくは史跡が有ればそれを目指すこともある。

先日、水戸線に乗った。筑波山も常磐線側から見るのとは、かなり感じが違っていた。自分としてはちょっとした発見だった。

車内には通学の人も居れば勤め人風の人もいる、旅行者風の人も居た。自分の様に特段の目的もなく、乗っている風の人も散見された。世の中には暇な人が多いのかも。

結構目立つのが、1人でボックス席に坐り自分の荷物を置いて、他人を排除している人。2人向かい合わせの座席の対面に荷物を置いて居る人。そう言う人達もとても混雑してくれば、他人が座れるようにはするけれど、近くに数人が立っている位だと、積極的にその人達が坐りやすいようにはしないことが多い。

まあ多分自分が安楽に座れる事が良いのだろう。2人向かい合わせだと、足を伸ばして、ゆっくりしたいのだろうと思う。肉体の安楽座り。

よく注意していると、パラパラと見られる人。ボックスシートで進行方向に向かって深く坐り、ピッタリ窓側について、デイバッグを膝の上に乗せて居る人。長いベンチ型だと、正しい1人分の位置にきっちり坐っている人。2人向かい合わせだと、荷物は膝の上か棚の上で、本を持っている。こういう人は肉体的にはゆっくり出来ないが、なるべく多くの人が遠慮無く座れて、自分の心が平安な、精神の安楽座り。

日常的にその列車に乗っている人も、ハレの日にその列車に乗っている人も、どちらも旅をしているのだから、心の平安を選んだらいいと思う。

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