« ポストの投入口 | トップページ | 鮒釣り(1) »

2009年10月 6日 (火)

転ばないで

歩いていると偶に蹴躓いて蹈鞴を踏む。(ついでに六方を踏んで見得を切ったりは、普通しない)転ぶことは滅多に無い。蹈鞴を踏んで地面が濡れていたりすれば、転ぶこともある。将来もっと動作が鈍くなれば、もっとたわいのない所で蹈鞴を踏んでそしてずっこけて、手や膝を怪我するように成るのかも知れない。

自分は週末に比較的長距離散歩をしているので、今のところ足は丈夫だと思っているが、誰だって段々歩けなくなる。普段から歩かないで、一区間でもバスに乗り、何処でもエスカレーターを探す人は、歩かないから転ばないかも知れないけれど、不便な所で生活するようになれば、歩いちゃ転んでしまうので、タクシーを利用する回数が増えるだろう。その内、出費もかさむし、色々な意味でふれあいも少なくなるから、引き籠もりのようになって、益々足が弱くなり、社会性が不足してゆけば、生きている意味が乏しくなり、思考が狭量に成り、風が吹けば桶屋がみたいな話がドンドン広がってゆく。

ああ嫌だ。横丁の厭味な隠居さんみたいな考えに陥ってしまった。

この間、郊外で散歩して林の中を歩いていたら、木の根に突っかかって、蹈鞴を踏んだ。「しっかり見て歩きなさいよ、ボヤーとして転ばないように」みたいなことを言われた。返事は「はい」だったけれど、心の中じゃ『これぐらいの事で転んだことなんか有りません、人生では何回か転んだけれど』

|

« ポストの投入口 | トップページ | 鮒釣り(1) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/119338/31656509

この記事へのトラックバック一覧です: 転ばないで:

« ポストの投入口 | トップページ | 鮒釣り(1) »