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2010年7月 6日 (火)

カナブンの木(1)

もうこの辺りでは、ネムノキがやや盛りを過ぎて、花弁が散ったり色あせたりし始めた。自分はネムノキの樹形が好きだ。幹が真っ直ぐ立ち上がり、真夏に日陰をつくる様に枝を伸ばし、その枝の数が少ない。花の咲き方付き方も気にいっている。木の下にいると目立たないが、高いところから木全体を見ると華やかだ。花は色も良く香もある。夜になれば葉が折りたたまれる。マメ科だから花が散ってから鞘にマメが出来る。

田舎の中学生だった頃、夏休みにネムノキは花が真っ盛りになった。いつものように里山を友達と歩いていたら、贔屓のネムノキの花が満開になっていた。緩い坂を下って傍に近づいて行くと、何となく木全体に違和感が有る。

傍に行ってビックリ仰天。カナブンが何千何万とそのネムノキに付いていた。そのカナブンが蠢く音がギシギシと聞こえる。ひっきりなしに落ちてそれが地面に落ちる音、途中から飛んで行く羽音。枝がカナブンの重みで撓っていた。兎も角異様な光景。

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