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2010年7月20日 (火)

家出少年(2)

学生の時、いつも貧乏な旅行をして、実家に帰った。1週間ほど過ごす。田舎に帰る時は何となく気が重い。行ってしまえば、懐かしく有り難く、百姓をちょっと手伝ったり、季節が良ければ釣りをしたり、子供の頃遊んだ里山を歩いたり、ゆっくり過ごした。真冬でも吹雪が吹いていなければ、近くの原野を歩いた。田圃やそんな原野などはきっと江戸時代から景色が変わっていないだろう。

それで又、帰京するとなると何故か又気が重い。その時は冬で、戻ってからはアルバイトの予定もあったし、貧乏列車に乗ってアパートに向かう。深夜始発の長距離夜行列車に乗るために大きなターミナル駅に居てその列車を待っていた。

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