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2011年5月19日 (木)

タイムカプセル(3)

田舎の郷土資料館に行けば、餅つき用の臼と杵が有る、時には竈、ツバ釜、蒸籠、大きな伸し板、伸し棒などがある時もある。大抵は名称札が付いているだけで、特段の説明はない。自分は子供の頃何回か近所の親戚の家でした餅つきに参加したので、その道具の使い方も知っているし、どう言う状況下で使われたかも知っているが、今の小中学生は、餅をつく道具と言うことは解っていても、それ以上は想像力が余り働いていないかも知れない。

餅つきはみんな朝早くから作業をして、最初の餅をみんなで少しずつ食べた、その美味しさ、その作業場の楽しい活気のある雰囲気、忘れられないものが有る。

当面はそんな事も少しは伝承されるが、その内、生活習慣が変わり、餅つきの意味も変わり、人々はその餅つきに共感を覚えなくなり、郷土資料館の道具は、物理的な単なる道具に成り下がる。やむを得ないことだろうけれども。

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