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2011年6月20日 (月)

与那国島探訪(4)

何処でもふらついている時に郷土資料館の類が有れば、入って見ることが多い。現物展示は勿論、AV系の展示も気が向けば丹念に見ることが多い。品名だけ表示してあって、使い方の説明、その機材の全体の作業における分担など説明が無いことが多いけれども、大抵のものは見れば解るものだ。

展示してある機材がその時代を横軸に並べ、作業の流れを縦軸に季節と共に実際の使い方を網羅的に説明して有れば、もっと見学者の気をそそるのだろうけれど、空間、人員、予算その他の制約条件で入手したものを、そのまま展示してあるだけと言う施設が多い。この数十年に我々の生活は、かつて無い大きな根本的な変化が有ったのだから、知識が喪失される前に、記録をしっかり残して、営々と築いた技術と知恵を保存するようにした方が良いと思う。

昭和30年代中頃から、西暦では1960年頃から日本人の生活様式は劇的な変化を始めた。一つだけあげれば、一般家庭の熱源が薪炭からガスと石油に変わった。それに伴って家の構造や産業の構造が大きく変わった。手間は掛かるが地域の循環型から、手間いらずの輸入、化石燃料になった。そのころ小中学生だったけれど、風呂とか調理の準備が劇的に変わった、便利に成ったと思ったが、今考えると失ってしまった物の方が多かった気がする。特に里山の薪炭林、入会地の環境が激変した。子供の頃、季節なりに入って、遊んで色々な物を取っていたのに、今は荒れて路も無くなり入れるところは、殆ど無くなってしまった。

あの布は何だったんだろうなあ。あの布も、もしかしたら世界で最後の一枚だったのだろうか。

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