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2011年7月19日 (火)

与那国島探訪(11)

その港で釣りをした。最初の餌は岸壁に着いている貝やヤドカリを使った。小魚が釣れて面白い。餌に成りそうな魚が釣れたら、その身を切って餌にした。強い引きが有り、途中飛び跳ねて、1m位のダツだと分かったが、結局逃げられた。相変わらず、小魚は釣れて全く退屈しなかった。その内、糸鳴りがして竿が満月のように曲がり、糸が水を切り動くが、全く揚がってこない。その内プツンと切れた。そんな事が二回続いた。太い道糸は持っていないし、増して太いハリスも持っていないので、その日は諦めた。

翌日同じ様な時間に同じ所で又釣りをした。今度はやっと探した釣具屋で買った太い道糸と太いハリス付きの針。暫く音沙汰無しだったけれど、前日と同じように急に引き込まれて、糸鳴りがした。竿は満月の様に撓った。糸が水を切り糸鳴りがした。ほぼ糸が切れる心配はないが、魚の口が切れるか、竿先が折れるか。魚は左右に走るが一向に揚がって来ない。少し緩めたり張ったりしながら、逃げられないように竿を魚に合わせて振った。暫くしたら、少しずつ引き寄せられて段々揚がってきた。魚影が見えて、ビックリ仰天。560センチのシマアジ、掛かり所が悪ければ口が切れる、緩めば、そこから針が抜ける。やっと水面近く口先が出た。比較的良いところに掛かって居るらしい。竿の反動を利用して、岸壁にやっと抜き上げた。3キロ以上。当時の自分としては大物。緊張もして大いに疲れた。

ホテルの女将さんは、魚を捌いてくれそうだったので、持ち帰りお願いしたら喜んで引き受けてくれた。当日は我々と、一人旅らしい二人と、果て地旅行の俳優ご一行様と、夕方そのお造りを食べた。女将さんから紹介が有った。ちょっとニッコリしてお辞儀して答えた。シマアジはとっても美味しかった。初めての所で、その場限りだけれど、見知らぬ人と少し知り合えて、喜んで貰えて、幾らか心が癒され和んだ。

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