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2011年7月31日 (日)

傘の話(2)

(2)   安もののジャンプ傘
スーパーで安もののジャンプ傘を3本まとめて買った。半年ぐらいしたら、何となく天辺がほつれてきて空が見えるように成ってきた。ある時雨の中、駅から差してきたら、道半ばで、ボンと爆発したような音が出て、連結部分がバラバラに成って、傘の役目をしなくなった。自分は驚いて立ち止まった。側を歩いていた人達特にちょっと後ろを歩いていた人は、目を見開いて、何か悪い物ででも見た様に、自分を追い越して行って仕舞った。

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2011年7月29日 (金)

傘の話(1)

自分は傘を余り無くさない、と言うより、多分今まで置き忘れた事が1回もない。因って傘は古くなったり壊れたりして処分している。誰にでも有ることだろうけれど、自分にとっては少し思い出のある傘の話を幾つかしてみたい。

(1)   初めての折りたたみ傘
高校生の時、初めて折りたたみ傘を買った。未だ当時それ程一般的ではなかった気がする。いつも学生鞄に入れていた。何回かは普通に使っていたが、ある時、駅を出たら急に雨が降り出してきた。柄を伸ばしてバッーと振り回して広げようとしたら、確かに広がったけれども、骨が何本も折れて、使い物に成らなくなってしまった。当時青春していたから、格好付けようと思って、やったのだろうけれど、逆効果だった。当時の折りたたみ傘は今より柔だった。

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2011年7月25日 (月)

ハマグリの食べ方(2)

先日、時折行く魚屋に行った。見るだけで何も買わないで帰ることもあるが、その日は、ハマグリが目に留まった。以前の価格の半分ぐらいだった。それでも少し悩んだが、買った。店の人は何も言わなかったけれど、相当安くなっていることは解った。いわゆる風評被害。以前の半値ぐらいだと思われる。それで自分も久しぶりにハマグリを堪能した。美味しかった。普段食べる人が放射能連想で買わなくなって、自分の様に特段問題が無いと言われれば信じて、消費者に変動が有ったと言うこと、ちょっと複雑な感情が湧いた。漁師にはちょっと申し訳ないが、久しぶりのハマグリはとっても美味しかった。

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2011年7月21日 (木)

ハマグリの食べ方(1)

15年位前に九十九里片貝の海の家で、ハマグリをご馳走になった。海の家で潮風に吹かれながら食べる焼きハマグリは、とっても美味しかった。数年してから、今度は自分で片貝まで出向いて、海の家でイワシとハマグリを頼んで食べた。ハマグリだけだと、とっても高価で、ちょっと節約したと言う次第。丸干しのイワシは九十九里の名産品でもあるし。それらの海の家は諸般の事情で今はない、残念なことだ。

外房に行けば、偶には贅沢と言うことで、ハマグリを買って吸い物にして食べる。本当に子供の時は、高いながらも今のように高価と言うことではなかった気がするが、最近は頓に高く、ハマグリの吸い物と焼きハマグリというのはちょっと覚悟が要る。

最近は食べなくなったが、十年程前には、千葉駅付近で昼食の時間になると、焼きハマグリ弁当を買った。電車の中で、少しお客がまばらに成ってから食べた。あれは美味しい、でもハマグリの身は、勿論その値段に比例して小さい。

それから暫くは、ハマグリの事は忘れていた。大きな魚屋に行くと有ったが、値段から眼中に無く素通り。

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2011年7月19日 (火)

与那国島探訪(11)

その港で釣りをした。最初の餌は岸壁に着いている貝やヤドカリを使った。小魚が釣れて面白い。餌に成りそうな魚が釣れたら、その身を切って餌にした。強い引きが有り、途中飛び跳ねて、1m位のダツだと分かったが、結局逃げられた。相変わらず、小魚は釣れて全く退屈しなかった。その内、糸鳴りがして竿が満月のように曲がり、糸が水を切り動くが、全く揚がってこない。その内プツンと切れた。そんな事が二回続いた。太い道糸は持っていないし、増して太いハリスも持っていないので、その日は諦めた。

翌日同じ様な時間に同じ所で又釣りをした。今度はやっと探した釣具屋で買った太い道糸と太いハリス付きの針。暫く音沙汰無しだったけれど、前日と同じように急に引き込まれて、糸鳴りがした。竿は満月の様に撓った。糸が水を切り糸鳴りがした。ほぼ糸が切れる心配はないが、魚の口が切れるか、竿先が折れるか。魚は左右に走るが一向に揚がって来ない。少し緩めたり張ったりしながら、逃げられないように竿を魚に合わせて振った。暫くしたら、少しずつ引き寄せられて段々揚がってきた。魚影が見えて、ビックリ仰天。560センチのシマアジ、掛かり所が悪ければ口が切れる、緩めば、そこから針が抜ける。やっと水面近く口先が出た。比較的良いところに掛かって居るらしい。竿の反動を利用して、岸壁にやっと抜き上げた。3キロ以上。当時の自分としては大物。緊張もして大いに疲れた。

ホテルの女将さんは、魚を捌いてくれそうだったので、持ち帰りお願いしたら喜んで引き受けてくれた。当日は我々と、一人旅らしい二人と、果て地旅行の俳優ご一行様と、夕方そのお造りを食べた。女将さんから紹介が有った。ちょっとニッコリしてお辞儀して答えた。シマアジはとっても美味しかった。初めての所で、その場限りだけれど、見知らぬ人と少し知り合えて、喜んで貰えて、幾らか心が癒され和んだ。

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2011年7月13日 (水)

与那国島探訪(10)

5.        大物釣り

宿泊していた宿の直ぐ下に港が有った、漁港兼フェリーターミナル。港の周りを彷徨いていると漁船が不定期に戻ってカジキマグロを水揚げしている。勿論直ぐ見に行った。何時かテレビでその模様をやっていたので、情景を想像できる人は多いと思う。

カジキを吊り下げるクレーンに秤がついていたか、記憶がハッキリしないが、直ぐ何人か出て来て非常に地味にサラサラとセリ。手際よく解体されて冷凍庫へ。その船は、セリが終わると、何事も無かったかのように又、沖に出て行った。午後ちょっと遅くなると逆光でたちまち、光の中に消えて見えなくなった。

カジキを捕っているのは男達で競っているのは女達。デジャブのように同じ光景が日に何回も行われた。その度に傍まで行って見ていた。カジキが捕れるか捕れないかは、或る意味博打の様な物だろうけれど、この人達はこれで生活して居るんだ、と言う強い存在感が有った。ごく日常的な出来事。

街の生活に倦んで、離島をフラフラしている身には、強烈な景色に見えた。言葉それ自体が意味を持って、実態と離れた観念に振り回されている事に、苛っとする身には、無口で厳しいながら実生活が感じられて、本当は自分が根無し草で漂泊しているのがばれそうで、近づきたくないのだけれど、有れば見ずに居られないと言う感じ。

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2011年7月 7日 (木)

与那国島探訪(9)

それより十年ぐらい前に、学生時代、数人で石垣島の地元料理っぽい食堂に入り、それぞれ何とか定食みたいなものを食べた。1人が、何となく汁が付いていない気がして、+でみそ汁を頼んだら、ご飯はどうするのか見たいなかみ合わない議論が有ったことが有り、普通に、と言うことで何が普通かは、兎も角、出て来た結果は、何とか定食のおかずが何種類かと、普通の汁と、普通のご飯とが付いて、みそ汁の方には、丼に入った具だくさんのみそ汁と、普通のご飯と、漬物が付いていた。つまりみそ汁というのは一種のセットメニュー。

きっと、あのお店で、焼きそばを頼んで、黙って居たら、焼きそばと、ご飯とみそ汁と、漬物と、日替わりのおかず、その日はカジキマグロの刺身、が付いて来たのだろう。だから店主は、ご飯とみそ汁を結果として断った事に、何か違和感を覚えたのだ。それできっと焼きそばはあんな大盛に成ったんだろう、多分。

初めての地方に行ったら、出来れば少しは観察して、状況を少し分かってからの方が、良いのか知らん。せっかくの楽しみを分からないで通り過ぎてしまっている事って多いのだろうと思う。気付かなければ、無い事と一緒だから。

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2011年7月 5日 (火)

与那国島探訪(8)

4.        焼きそば

11時半過ぎに、レンタバイクを店先に止めて、やっと見つけた食堂に入った。未だお客さんは一人も居なかった。街中に歩いている人が居ないから、お客さんが居ないのはまあ当然。テーブル席が数個とカウンターの小さなお店。カウンター席に二人並んで座った。メニューは特にはなかったが、黒板に、何やら書いてあって、焼きそば、とも書いてあったから、安全っぽい焼きそばを頼んだ。

暫くしたらカジキマグロの刺身が出て来た。2人とも目がテンになる。

「アノー、焼きそば頼んだんですけど」

「今日、港でカジキが沢山揚がっているから」意味がよく分からないが、付け合わせか、サービス品らしい。ご飯とみそ汁も出る勢いだった。何となく断ったが、少し訝しげであった。刺身だけはもう出たわけだから、水を飲みながら平らげた。妻類は全くなしで、如何にもチューブ入りっぽいワサビが沢山付いていた。新鮮で味が良かった。その間に焼きそばを作っている気配が有った。

「ハイどうぞ、焼きそば」大きな皿に山盛り。自分は焼きそばが好きだが、それまで見たことがない大盛でやっと食べた。

焼きそばに、何かのおかずが付いて、ご飯が付いて、みそ汁が付いて、漬物が付いて、と言うのは結構普通の事らしい。焼きそばはいわゆる中華麺ではなく、沖縄そば、つまり限りなくうどんに近い麺を使用していた。値段は覚えていないが、とっても安かった。

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2011年7月 1日 (金)

与那国島探訪(7)

レンタバイク屋さんに返したら、こんなに乗った人を見たことが無いと言われた。距離にしたら島を2周半位の計算に成っていた。

主な集落は3ヶ所に別れており、全て北側に有る。南側は牧場やサトウキビの畑が多かった。

新川鼻と言う南側に有る小さな岬の海底には『与那国海底遺跡』と言う、平面の人工っぽい大きな岩が有るとの事。遺跡だったら嬉しいが、違う気がする。その他奇岩が何カ所かに有った。小さな岬の縁から急に深くなっていて、潮が速く流れているところが有った。潮に引き込まれそうな恐い感じがした。その近くにエビの養殖場も有る。

東端には東岬(あがりざき)と言う岬が有り、良い芝が生えていて、固有種で天然記念物の与那国馬が、放し飼いにされていた。景色はとても良い。自分好みだ。崖で足を踏み外せば、一巻の終わり。所々に馬糞が有るので、座ったり寝転がったりするのは要注意。岬の風に吹かれて何時間も景色を見ていたい衝動が走る。

西崎(いりざき)、ホテルからは直ぐ傍。日本領土で東西南北の端で、普通の交通機関で誰でも手軽に行ける唯一の場所。日本国最西端之碑というものが有る。

久部良割(くぶらばり)、人升田(とぅんぐだ)、正しい史実は分からないが、苛酷な人頭税と当時の生活の困難が、想像されて胸が痛む。これらの研究者は今でも当時の関係者の子孫を見るときは、心が騒ぐだろう。

与那国島を巡り歩いて探見するなら、レンタバイクに限ります。体を鍛えるつもりならレンタサイクルがお勧めです。

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