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2011年9月14日 (水)

バス停の小事件(1)

山下は仕事を終えて、いつもの通りゆっくり住宅街の狭い道を抜けてバス停に向かった。バスは20分に一本位で、退社時間近辺の時間は全て覚えている。仕事が終わればそれとは関係なく、会社を出る。会社には居たくない。大抵はバス停でボンヤリ時間を過ごす。時間に因って、気が向けば少し遠回りをしたり、一つ駅側のバス停に向かったりする事もある。

その日は普通で行けば間に合いそうな時間ではなかった。何か有れば、つまり車椅子の人の乗降が有るとか、その他何か有れば間に合うかも知れないが、それでもいつも通り普通に歩いてバス停に向かった。

バス停が見える所まで来た。バスがバス停に進入してきた。もう間に合わない。後ろから猛烈なスピードで近づいてきた白い乗用車がバスの前に割り込んで止まった。山下はちょっと不自然な感じを受けた。畑や植え込みを通して見えるだけだがバスも乗用車も動かない。

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