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2011年11月27日 (日)

榧(カヤ)の実の食べ方(3)

何十年も昔、祖父が榧の事を話してくれなかったら、榧の実を拾って食べることはなかったかも知れない。材は将棋盤やその他加工品の高級材らしい。脂の為に、年季が入って行くほどに風合いが増して行くとの事。そんな事も解った。知らなければ、榧の木の前を通っても、なにげに通り過ぎてしまっただろう。樹形は多少違うが、葉の感じは樅とも似ているので、ますますそのまま通り過ぎる気がする。カヤの実を食べると、祖父が『榧の実だね』と言った言葉が、耳元で聞こえるような気がする。

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2011年11月25日 (金)

榧(カヤ)の実の食べ方(2)

こちらに出て来てから、ある時、カヤの木を発見して、23年観察したが、実が生っている気配は無かった、多分雄だったのだろう、10年程前に、いつも散歩している道の近くに偶然雌カヤの木を発見した。実が生っていた。

カヤの実は仮種皮に覆われていて、自然に落果する頃には二つに割れて簡単に種子が取り出せる。その種を綺麗に洗って、しっかり乾燥させてから、外殻を割って核を取り出して、それを食べる。

そのまま食べればよい。少し脂臭いが、特有の香りだと思って食べれば、そんなに気にはならない。

炒って食べても良い。少し固くなるが、脂臭さは少し和らぐ。茹でれば少し柔らかくなり食べやすい。

木灰を溶かした水に数日浸ければ、もう少し灰汁が抜ける。それから又しっかり乾燥させて食べる。

砂糖塗しにして食べても良い。落花糖の感じ。味の濃いザラメが良いが、白糖でも、三温糖でも手元にある物でよい。フライパンに砂糖を入れてグツグツ仕始めたら、火を弱くして、乾燥したカヤの核を入れて、箸でグルグルかき混ぜれば砂糖が、カヤの核について砂糖塗しになる、パラパラにしながら、皿の上で冷やせば、出来上がり。それなりに美味しく食べられる。保存も利く。それでも脂臭く灰汁も多いので、たくさん食べる物ではない。思い出したらつまみに数個ずつ食べれば良い。調べたら、栄養的にはアーモンドとかなり近い。

木に生っている実を取って仮種皮ごとウォッカに漬ければ、ジンの様な風味になるらしい。さもありなん。ジンは売っているから、比較したい場合は、作ってみるのも良いかも知れない。

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2011年11月21日 (月)

榧(カヤ)の実の食べ方(1)

何十年も昔、田舎の実家で祖父と一緒にアーモンドを食べた。すると祖父が『榧の実だね』と一言。当時カヤの実の事は知らなかった。自分が生まれ育った北東北にはカヤの木は無かったから実を見たことはなかった。

植物図鑑で調べて、概要は分かったが、実際木が無かったから、一旦はそこでお終い。比較的稀な木で有るようだ。

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2011年11月17日 (木)

皇帝ダリア

数年前に近くの公園で並木に花が咲いたように植えられているのを見て全く感心した。11月は花が少ないし、その花が「草」に咲いて大輪でそれも数が付く。

キク科で原産地はメキシコらしい。春発芽してから夏までに、直径7cm前後の節のある太い幹が2m程に育ち、それから秋まで黙りで、涼しくなり始めると先端からやや細い幹が伸びて、上で枝分かれして、花芽が多数付き、霜が降りるまで次々に大輪の花が咲く、一本でも見事だが、10本以上並木の様に並んで咲く様は圧巻である。

この間の日曜日にその公園に見に行った。数カ所に植えられていて、どれも今次々に花を咲かせている。晩秋の青空に濃い緑の葉っぱ、薄紫の大輪の花、見事な物である。自分はずっと薄紫と思い込んでいたが、暫く見ていたら、同じ花を見て、ピンク色の花が綺麗だわねえ。と言う声が聞こえた。ちょっと驚いたが、確かにピンクと言えばピンクにも見える。咲き始めは薄紫で、その内ピンク色がかる、と言うことなのだろうか。

人の感じ方は話を聞いてみなければ解らない。

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2011年11月15日 (火)

蒸し麺(3)

この間、近くにローソ○100が開店した。便利な物だ。安いので色々買っている。生麺が3個で105円。普段買うことはないのに、その時はそのコーナーに引き寄せられて、ジッと暫く見つめてから買った。濃縮めんつゆで汁を作り、温かくして麺を食べた。食べながら何か思い出したいことが引っ掛かって、暫く考えていたら、上記の蒸し麺の事を思い出した。この間買ったのは、蕎麦だったけれど、友達がご馳走してくれたのは、黄色のラーメンだった。その内、黄色の蒸し麺を買ってちょっと醤油を差して食べてみよう。又別の事を思い出すかも知れない。

子供の時は気付かなかったけれど、今考えてみると、心優しい友達が沢山居たんだなあ。

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2011年11月 9日 (水)

蒸し麺(2)

学校で毎日会っていたし、次の日からも普通にしていたけれど、蒸し麺の事はお互いに何も言わなかった。あれから何十年も経ったけれど、誰にも話さなかった。

小学校を卒業して中学校へ、全員が同じメンバー、増減は親の転勤で12人が替わるだけ。彼も同じ中学校、もう1人入れて自分達は中が良く、偶々勉強も出来たので、ごく親しく付き合っていた。中学校を卒業したら、それぞれ違う学校へ行って、数回は町ですれ違って、ちょっと挨拶を交わしたけれど、それ以来会ったことはない。彼は新しい学校でちょっと虐めに遭い、悩んだと言う事を風の噂で聞いたけれど、暫くしてからそれを何とか乗り越えた、と言うことも聞いた。

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2011年11月 3日 (木)

蒸し麺(1)

小学校6年生の時、友達の家に遊びに行った。素封家。大きな昔風の家、今の自分にとっては小さなお城のような家。今でも東京近郊の農業地帯を散歩すると黒っぽい瓦で屋根が複雑に成っていて白っぽい壁で窓は現代風のアルミサッシの家が点在するが、その窓が昔風の木製のサッシでガラスが嵌められていた家、窓には木製の格子。

農作業が出来る大きな土間もあったし、大きな座敷もあったが、何せ子供の時だし、特段興味も無く通り過ぎ、ちょっと埃が被った廊下を歩いて日当たりの良い彼がいつも居る部屋へ案内された。

ちょっとだけ話をして彼は席を外した。暫くしたら蒸し麺を解したのを皿の上に乗せて現れた。それに醤油をちょっと差して、2人で食べた。特に美味しいとは思わなかったけれど、何となくとっても嬉しかった。蒸し麺を食べたのは、あの時が初めてだった。もうそろそろ袋入りの即席ラーメンが、発売されていたし、食べたことも有ったけれど、蒸し麺の方がかなり安く、即席ラーメンは、当時の小遣いでは少し高かった。

友達は、多分お小遣いを少し貯めて置いて、自分に蒸し麺をご馳走してくれたのだと思う。それを食べてから、多分1時間ぐらい雑談して、近道である里山の中の小路を歩いて自分は家に帰ったのだと思う。それ以来彼の家に行った事はない。

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2011年11月 1日 (火)

タコ釣行記(6)

6)タコの食べ方

茹でダコの刺身、生の刺身、おでんだね、テンプラ、空揚げ、酢の物、塩辛、煮付け、焼きダコ、軽く煮たタコの干物、軽く煮たタコの薫製、タコ飯、カルパッチョ、タコ焼き、等、普通の人が一生涯掛けて食べるかも知れない量をその半年間で食べた。堪能した。東京湾タコフィーバー。

蛇足ながら、タコを軟らかく煮る方法は、色々有るみたいですが、例えば、大根で充分叩いてから煮る、ジアスターゼが利く!とか、大根おろしを入れて煮るとか、重曹を入れて煮るとか、タンパク質分解酵素、プロテアーゼをふくむ、パパイヤやパイナップルを入れて煮る、とかそれなりに説得力が有りますが、当方は40分以上煮る、これです。豚バラも長時間煮れば柔らかくなります。タコも同じ。

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