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2012年2月 8日 (水)

手袋と傘

数日前に駅の通路で2人の20代と思われる男女が自分の前を歩いていた。男女とも何となく忙しない、ポケットに手を入れたり出したりしていたのかも知れない。男が手袋を落とした。面倒くさいのでそのまま通り過ぎようと思ったが、『情けは人のためならず』が頭の中を過ぎり、拾い上げて、小走りに近づき、その手袋をその男性の前に差し出したら、ニコリとせずに受け取って、女性の方も何も言わずに、何事もなかったかのように、そのまま歩いて行った。ちょっと呆気にとられたが、そこで自分は電車のホームに向かうのでそれから男女は見えなくなった。よく考えれば、失礼な人達だとも思った。そこからは妄想で、ニコリともしないで受け取った瞬間に、取り返して、有ったところに置けば良かった気がした。でもまあもう落としたことは知られたわけだから、何の効果もないけれど。5秒でも時間は巻き戻しできないし。

今日バスに乗って後ろの座席が空いていたのでそちらに向かっていたら、途中のタイヤの上の座席の人が傘を落とした、そこからだと取りにくいし、未だ人が動いているので、直ぐ席からも動けない。丁度自分の前だったから、その傘を拾って、拾った瞬間にこの前の手袋の仕返しで、未だ開いていたドアからその傘を捨てようという妄想が働いたが、普通にその人に手渡した。その人はニッコリ笑って「有難うございます」。

自分は多分外を歩いているときは常識的な行動をしていると思っているが、心は比較的妄想に囚われている。実際そのようにはしないけれど。他の人はどうなのだろうか、時に気になることが有る。偶に妄想の方に引っぱられる人も居るのだろうと思う。

気候に合わない服装をしている人達も、何か知らないけれど、変に目立って居る割りには、やや挙動不審な人達も、自分独自の世界で生きていて、そこから外を管見しているのだろう、人の事は言えないか。

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