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2013年1月19日 (土)

小笠原旅行記(6)



6.マイマイ街道

貝類は好きだ、勿論食べる方で。イカ、タコ、貝類、その他軟体動物、と言ってもあまりいないなあ、ナマコ、ホヤ、クラゲ程度まで。イソギンチャクもウミウシも食べたことは無い、食べたくもないが。甲殻類より軟体動物の方が好きかも知れない。

ずっと昔、上司に連れられて上品な多分、ある種のクラブに連れて行かれて、エスカルゴを食べた、と言うより食べさせられた。カタツムリ何ぞは食べたくなかったのだけれど。「凄いですね」「一度食べてみたかったんですよ」などと、心と反対の事を言って食べたが、ニンニクとバターの匂いばっかりで特段の感動はなかった。勿論残さずに食べた。後にも先にも食べたのはその1回だけ。自分としては縄暖簾をくぐって、ちょっと贅沢が出来たならサザエの壺焼きで一杯と行きたいね。

上司に連れられてお上品な所に行く前に沖縄へ行った事が有る、上司とではなく友達と。そこで生きたアフリカマイマイを見た。友達が断定的に「触ると脳髄膜炎になる」。下手な兵器よりよっぽど危ないなあと思った。殺さないで手足だけ吹っ飛ばす対人地雷のようなものだ。ちょっと調べたら確かにこのカタツムリ病原体の中間宿主だとの事。昔は知らないで食用の為に輸入して養殖していた。食うよりも畑の作物を多く食われて結局は害虫になって良いことは無かったようだ。

昔は今より貧乏でカタツムリでも無いより増しみたいな時代だったのだろう。今の感覚で先人の努力を簡単に計っちゃ駄目だろうと思う。

小笠原で散歩していて開鑿したばかりの無舗装の砂利だらけの道を歩いた。何か踏んだら砕けると思って足下を見たらアフリカマイマイの累々たる貝殻。大発生してマイマイ自身が脳髄膜炎に罹って死んだか。

小笠原のアフリカマイマイはジャワ島から導入したと言うから、この街道はジャワ島に通じて、それは又直接かどうかは兎も角アフリカに通じている。そもそもこのカタツムリをアフリカの人達は食べていたのだろうか。アフリカマイマイが食えるならジャパニーズマイマイも食える気がするが、実際タニシは食っているし、そう言えば、これも1回だけ食ったことがあるなあ。

今はお金が一杯有って食料を自由にふんだんに輸入しているけれど、主要食料は地産地消が原則だと思う。今は買えても30年後に買えない事態が発生する可能性もあるし、今だって、売っている地域の人でも喜んでいるのは大地主だけかも知れないし。商社やバイヤーはその時の利益が有れば何でもするだけだから、3050100年の計は言うだけ無駄だから、政府は将来の国民の為にしっかり考えて、ダイレクトコストだけで考えないでしっかりして貰いたい、と柄にもなく考えた。

あの害虫が数十年後に小笠原の主要食糧の1つになっているなんて言うのは悪夢だ。

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コメント

お早う御座います。
あるあるって、大昔田舎ではタニシ食べたっう話は聞いた事ありましたが、、、、
自分は食べた事ないです。
蜆は、いっぱい食べましたねrestaurant
「主要食料は地産地消が原則だと思う」おっしゃる通りです。考えてみるとタイは食糧に関して豊かな国ですね。働かなくても食べられるのは超魅力です。それはね怠け者の発想だよと日本では烙印押されるでしょうけど、ちょっと待てよってこの頃考えてますcancer
朝から呆けてすみませんsun

投稿: チョンプー | 2013年1月19日 (土) 09時41分

チョンプーさん、sunお早う御座います。
久しぶりに朝一で床屋さんに行ってきましたmoneybagもう30年ぐらい行っています。
田舎にいる頃、蜆は八郎潟産のものを食べていました、今も好物ですが、高価に成ってしまいました、残念ですheart03
タイは食べ物が有って、気候が良い、自分らが日々苦闘している衣食住初めから揃っているようなものですsign03とっても勝てる気がしませんdashついでに地震も台風もないnotes

投稿: ハシビロコウ | 2013年1月19日 (土) 12時00分

小学校の頃まで タニシより 川ニナを 食べてた気がします。
読んで思いだしました。
方言で ニーナーと言ってました、タイ風です。
今は 何処に川ニナがいるのか 見たことありません。

私も東京で1度だけ誘われて エスカルゴ食べたことあります、上品過ぎて少しづつですもん。
皿(どんぶり)に 盛ってないと。(笑)

投稿: 朝太郎 | 2013年1月19日 (土) 13時23分

小笠原は綺麗な所でしょう、南の島は今回は行く事が出来ませんでしたが、次回はタイの南の島に是非行きたいと思います。
タイの田舎町では昆虫は皆好きですが食べない物も有ります。私が帰る前日彼女は蜂の巣を買って来て蒸してアロイアロイと食べていました

投稿: ヒマ トック | 2013年1月19日 (土) 15時31分

朝太郎さん、こんにちは。
子供の頃、タニシ、カワニナ、カラスガイ、田圃の用水路にそれこそ敷き詰めたように居ましたが、S40年代に生活様式、農薬の多量使用などによって、激減しました。
未だドンブリで食べるほど復活していませんが、田圃の畦道に、ウジャウジャ居たカエルもバッタも絶滅仕掛けましたが、平成に入ってから、少し復活しつつあるようです、但し今度は、耕作する人々が、絶滅しかかっていますcrying

投稿: ハシビロコウ | 2013年1月19日 (土) 16時36分

ヒマトックさん、こんにちは。
小笠原は、良いところです。shipで25時間ほど掛かります。お気軽に行けないので、保存が良いと思います。
プーケットへ行ったことがあります。椰子の木の下で、アンダマンカイに沈む夕日を見ながらbarbeerはお勧めです。
今日図書館から「虫食む人々の暮らし」ってbook借りてきました。虫食べてアロイアロイに成れるかなsign02

投稿: ハシビロコウ | 2013年1月19日 (土) 16時49分

アフリカマイマイは我家にも居ます。
最初は何でこんな所へ巻貝が?と思いましたが
カタツムリと気がついて
その大きさとしっかりした殻に驚きました。食用にしたいのは理解できますが
病気は怖いですね。

投稿: メンカーム | 2013年1月20日 (日) 09時58分

メンカームさん、こんにちはsun
ウドンの方は快適な天候の様ですが、当地は、寒くて、先日降ったsnowが日陰に盛り上がって残っています。
今、主に西日本方面にジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)が稲の害虫化しているようです。始め食用として移入され、需要が無く遺棄され、辿った道はほぼsnailアフリカマイマイと同じです。
日本に食糧危機が訪れても、陸と淡水の貝を食べて少しは生き延びられそうです(笑)pig

投稿: ハシビロコウ | 2013年1月20日 (日) 14時58分

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