« 足の爪 | トップページ | 2貫で1皿 »

2013年4月 9日 (火)

方言 『かっちょぎ』

自分が生まれ育った地域にかっちょぎという言葉がある、微妙にかっちゃぎだったりするかも知れない。

語源不明、どれぐらいの範囲に使われているかも不明、と言うより知らない。意味は小さなトゲ、ぐらいの事を言う。切りっぱなしの板を掴んで、小さなトゲが指に刺さる、そんなトゲのことだ。

子供の時は、よくかっちょぎが指に刺さって、自分でも勿論抜いたが、母やその他家族からも抜いて貰った。

比較的大きいのは、簡単だが、小さくなると、先端が掴めないし、反対側から押しても直ぐは取れない。これがこの話の味噌だ。小さいから取れない、小さいが痛くて力が入らない。

他の人の手だと、反対側から押しながら、先端を刺抜きで掴んで抜きやすいが、自分だと片方の手だけしか使えないから、抜きがたい。

ちょっとしたことで、行き違いになって友達や知り合い、ご近所と気まずい関係になり、付き合いが無くなる事がある、そんな時、『今、かっちょぎが刺さっているからなあ』などとも使う。

まあ平等に見て、原因を作った方か、格下の方が何か歩み寄りの意思表示をすれば、取れることが多いようにも思うが、実際はその逆で余裕のある方が、歩み寄った方が簡単に取れるような気がする。仲に人を立てた方が良い場合も有りそうだけれど、両方が納得する人というのは少ない。

もし親子関係でこんな事が有ったら、数十年の先輩である親の方から歩み寄った方が全体的には良い気がする、自分の意地より子供の将来。

昔は今より子供の数が多かったから、近所に住む叔父さんや叔母さん(伯母さん)が、何となく取りなして居たのかも知れない。

国際関係まで、こんな事を発展させるつもりは無いが、自分のことは棚に上げて、知恵が無いなあ、と思うことが多い。

|

« 足の爪 | トップページ | 2貫で1皿 »

コメント

ハシビロコウさん、こんにちは。
う~ん、「かっちょぎ」ですか。 それは適切な言葉があるもんですね。感心しました。
日本の家族にも数多くのカッチョギが刺さってますが、格上からの歩み寄りってのは考えにくいですね。
そもそも、現時点ではどちらが格上かって話に集約されます。
老いては子に従えとも言いますし、すでにどちらが格上か分からなくなってる状態、つまり過去と逆転してる場合は超複雑です。
「自分の方が格上だ」と思ってる方から歩み寄るのが自然ですかね?
金持ちケンカせず、なんて言いますしね。
人間、余裕が大切だと再確認されるお話でした。ありがとうございます。

投稿: muga | 2013年4月 9日 (火) 11時36分

弱いものほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ(ガンジー)
凡人には、なかなか出来ないことです。

日本の事だと歴史があり、あの時はこう云った、今回はそう云ってると突付かれ、弁明に追われミスると墓穴を掘る。(国会みたい)

なんとか仲裁人が入り会うことになった。会ったら挨拶はどちらからする、入室するのはどちらが先かで、もめて新たな問題になる。

日本では夏目漱石の草枕の一説になりそうです。
タイでは自分の歴史は浅いので上下もなしで素直にありのまま過ごせそうです。

投稿: カラシン | 2013年4月 9日 (火) 12時38分

親子関係での歩み寄りについては、こんな言葉が有ります。
「子供を叱るな来た道だ!」その後に、年寄り・・・と続くんですが、現代家族でそれが出来る家族は少ないでしょうね。

一昔前は親が教えられない事を他人(近所)の親が教えて 当たり前の時代でしたし、子供心にそれが普通なんだと思っていました。
いわゆる (その子の親に無い知識を他人の親から教えて貰えた) と言う事ですかね。

細かすぎる現代日本、おおらかなタイに憧れてしまう要因の一つかな(^^)

投稿: MITU | 2013年4月 9日 (火) 13時05分

mugaさん、こんにちはsun
当地は気温20℃で、こんな空気送ってあげたいです。
重大な問題は、見えるので解決の糸口を探し出しやすい気がしますが、小さく見える問題は、心が絡んでいることが多いので、わだかまりに成り易い気がします。
そればかりか、最近は話もしないで、いきなり突き飛ばす、人も居るようで(恐)、ちょっと話せば何でもない事が、刃傷沙汰(古!)まで行っちゃう。
いつも思慮深い独創的なご意見頂き、こちらこそ啓発されておりますpenguin

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月 9日 (火) 17時19分

カラシンさん、こんにちはcafe
昔、ガンジーの映画見ましたeye
当時のインドの独立の熱意が伝わりました。彼亡き後、インド、パキスタンは別れ、またバングラデッシュは、パキスタンから別れました。
メンツはそれなりに大切ですから、出来レースをして、関係者が余り言い立てないで、カッチョギが、抜けると良いのですが、中々入口に辿り着けないこと多い気がします。
タイは、日本より余程自由度が高く、まあいい加減も有りますが、それなりに、有りの儘に過ごせそうな気がしますcat
あのグダーとした空気、ちょっと吸いたいpenguin

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月 9日 (火) 17時30分

MITUさん、こんにちはfuji
家族内でも、上手く付き合うにはそれなりの智恵が必要ですが、最近はそれが継承され無くなりつつあり、単なる「同居人」のように成っている事も多いと聞きます。
みんな揃って、ご飯を食べてriceballbottleそれから暫く、片付けながら雑談していれば、起きない問題って多い気がします。
そこにオジサン、オバサンが来て、町や生業の話が出来れば、もっと住みやすくなりそうです。
よくタイの田舎の道端で、5~6人で話をしていますが、語りたいです(語る:我が方言で仲間に入る)pig

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月 9日 (火) 17時45分

私 日本これで嫌になっています
親子 兄弟 近所
タイは良いです もし悪口言っても分からない
タイ人全体が微笑みの国 
そうばかりでも無いかも?
言葉が分からないのは便利の時も有る

投稿: カメザコ | 2013年4月 9日 (火) 18時43分

カメザコさん、こんばんはmoon3
日本よりタイが住みやすくて、気に入っていて、本当に良いですね。
タイは確かに、先ず微笑んでから、って言う方多くて良いです、勿論悪い人も居ますが付き合わなければ、それで済みそうです。
他国で働いて、自分は結構悪口言われたみたいですが、気のあった人と働ければ、そんな事は、どうせ言葉解らず、直ぐ忘れて仕舞いますcat

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月 9日 (火) 19時16分

お早う御座います。
かっちょぎですか、、
じぶんも小さなかっちょぎが刺さったまま、いろいろあって今に至りました。
もう一生抜けないのでしょうね。
その位の方が、人間よろしいのかもしれませんcancer

投稿: チョンプー | 2013年4月10日 (水) 10時29分

チョンプーさん、こんにちはjapanesetea
深い諦観とも余裕とも感じられるお言葉、自分は全く修行が足りませんsweat01
さっき野川の清流を見ながら散歩して、そういえや、こんな事もあったなあ、でも今更・・・元気が出る事もあるし、凹むこともあるしcat
ウグイス鳴いていました、声はすれども姿見えずpenguin

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月10日 (水) 16時18分

私はタイで手袋をせず作業をするので、刺が刺さり彼女に針で取っ貰っていました。
ふとタイの思い出が出てきます。
今は娘夫婦と暮らしていますが、婿が居る時は
同じ家ですが行く事は有りません。
なるべく夫婦の中には入り込まない様にしています。

投稿: ヒマ トック | 2013年4月10日 (水) 20時00分

ヒマトックさん、こんばんはmoon3
ちょっと暑いですけれど、風通しの良いのが有りますから、手袋した方が良いかも知れません、熱帯は化膿菌多いし、破傷風も心配だしhospital
顔を合わせるとつい、話題を作って場を盛り上げたくなったりして、逆効果ってのもありますから、かといって、黙りも問題有るし、色々難しいですねpig

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月10日 (水) 20時46分

うちの県では、「かっちょぎ」と 似たものに「スバリ が刺さった」といいます。

ただ スバリは 物理的なことしか 使わず、人間関係等の たとえにには 使ってませんね。

投稿: 朝太郎 | 2013年4月10日 (水) 21時14分

朝太郎さん、こんばんはmoon3
子供の頃、「良い言葉」を使いましょう、とか言って、方言を蔑ろにして、その内、テレビで、「標準語化」が進んで、まあ良いことでしょうけれど、田舎の友達と話すには、田舎の言葉ですよねえbottle居酒屋なんかで、余所の人が聞いたら、ほぼ暗号ですけれどpenguin

投稿: ハシビロコウ | 2013年4月10日 (水) 22時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/119338/51154428

この記事へのトラックバック一覧です: 方言 『かっちょぎ』:

« 足の爪 | トップページ | 2貫で1皿 »