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2015年7月21日 (火)

うどんついでに(1)


むっかし、落ち溢れ気味の高校生の時、汽車() 通学だった。

冬になると、降雪で、時々乗り換えの汽車が遅れるので、乗換駅で、いつもボヤ~~と待っていた。今と違って、誰も迎えに来ないし、オケラだったから、ただ待つだけ。

もっちろん、ウォークマ○も無いし、と言うよりカセットテープも未だ自分は知らなかった。スマホなんて、未だ想像している人も居なかったと思う、但し、ウルトラマンの科学特捜隊は、スマホを飛び越して、アップ○ウォッチみたいな物を持っていた。

3年生の時だったろうか、多分その日は土曜日で弁当も持っていなくて、乗換駅で遠くから来る汽車が大雪の為、大幅遅延と知らされた。大抵見込みの通告は無かった。但しその日は、運が良く、ちょっとお金が有った。駅の近くの小さなうどん屋に入った。未だうどんの自販機は、未だそんなにあちらこちらには無かった気がする。

大人達が遣っているように、成り行きで、もっきりを頼んで、肉うどんが、来るまで一杯飲んだ。当時は地味にやれば、そんな事も出来た。中学校を卒業して、働き始める人がまだ結構居たからかも知れない。代金は覚えていないが、多分両方で200250円位払ったと思う。念のために申し上げれば、100円は札だった、肖像は板垣退助。確か当時、自分が通っていた高校の月謝は¥1000だった気がする。ついでに言えば、こちらの肖像は聖徳太子が未だ優勢で伊藤博文は、未だ少なかった気がする。

身体も温まったし、お腹も一杯になったし、駅の待合室に戻って、石炭ストーブの焚かれた、暖かい所で、真っ赤な顔をして、空いていたベンチの片隅に座って、半分居眠りをしながら、何か色んな事が、特に卒業してからのことが、頭の中で巡って居たが、その内、県境の大雪を越えて来た汽車に乗って家路に就いた。最寄りの駅に着いた頃はすっかり酔いが醒めていた。もう辺りは暗かった。

~~~~~続く~~~~~








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